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「中国版AKB」が文化大革命礼賛ショー、国内で批判の声も

2016年5月16日(月) 14時09分(タイ時間)
【中国】文化大革命の発動から50週年を迎えた今月2日、北京市の人民大会堂で、当時の歌曲を歌う「革命歌謡ショー」が行われた。

 ショーでは、「中国版AKB」と呼ばれることもある女性アイドルグループ「56輪の花」が「社会主義はすばらしい」など、故・毛沢東主席を称える革命曲の数々を熱唱した。またステージのスクリーンには、「米国侵略者と走狗を撃ち破れ」などの当時の政治スローガンが掲げられたという。外電が伝えた。

 こうした公演を許可した当局に対し、国内で批判の声が上がっている。革命元老・馬文瑞氏の子女である馬暁力氏は、共産党中央委員会の事務機関・中央弁公庁の栗戦書主任に書簡を送り、「ショーの開催は文革を否定する党規約に違反する」と指摘。こうした批判を受け、中央弁公庁は文化部などに対し、調査を指示した。

 今回の革命歌謡ショーは、中国歌劇舞劇院の名義で人民大会堂の使用申請が出され、北京市西城区文化委員会が許可した。実際は中央宣伝部と文化部が主催し、担当官が出席していた。

 ショーの開催は、中央宣伝部や文化部による習近平国家主席に対する「嫌がらせ」で、習政権がこれらの部門を掌握し切れていないことが明らかになったとの指摘もある。
《亜州IR株式会社》

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