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現代・起亜が中国SUV販売強化、低価格モデル続々投入へ

2016年5月17日(火) 09時41分(タイ時間)
【中国】韓国現代・起亜自動車が中国SUV(スポーツ多目的車)市場への攻勢を強める。

 向こう2年内に低価格SUV3モデル中国投入する計画を定めた。現代自ブランドから2モデル、起亜ブランドから1モデルを発売。中国SUV市場でトップを走る長城汽車(グレート・ウォール・モーター:2333/HK)に挑む構えだ。低価格SUVを巡っては、独フォルクスワーゲン(VW)が先ごろ中国投入を宣言したばかり。同市場での内外企業競争が激化しそうだ。関係者の話として、盖世汽車が13日付で伝えた。

 同関係者によると、現代自は河北省滄州の工場で2017年11月からA(ミディアム)セグメントに属する低価格SUVの生産を開始。さらに18年に重慶工場で小型SUVの現地生産に乗り出す。また起亜は、18年にエントリーモデルの小型SUVを中国で発表予定という。これら低価格SUV3モデルのほか、ミドルクラスSUVの新型を17年に起亜ブランドで発売する計画も打ち出した。

 海外自動車メーカーの中国新車販売で、現代・起亜は足元で第3位。米ゼネラル・モーターズ(GM)とVWに次ぐ規模にある。しかしここ数年は、中国販売が低迷。14年に10.4%だったシェアは、15年に8.9%(↓1.5ポイント)へと縮小した。中国合弁会社の北京現代は足元で回復基調にあるものの、主力小型SUV「ix25」の1モデルのみに販売成長を頼っているのが現状。SUVの販売好調でシェアを高めつつある中国自主ブランド勢に圧力をかけられている。中国勢が得意とする低価格SUV市場を攻略することで、競争力を高めたい考えだ。

 中国低価格SUVマーケットを狙う海外勢は、同社だけではない。すでにVWは、合弁会社の一汽大衆を通じて18年に中国で低価格ブランドを立ち上げる計画を発表した。手始めとして、SUV2モデルを投入する予定という。またGMも中国パートナーの上海汽車と共同で、低価格モデル車を開発。中国やその他市場に向けて発売する戦略を掲げた。
《亜州IR株式会社》

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