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900メガヘルツ帯、再入札参加はタイ携帯最大手AIS1社

2016年5月19日(木) 15時22分(タイ時間)
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写真提供、NBTC
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【タイ】今月27日に実施される第4世代(4G)携帯電話サービス用の周波数900メガヘルツ帯の再入札は、シンガポール政府資本系のタイ携帯電話サービス最大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)が落札することがほぼ確実となった。

 入札受付は18日に締め切られ、入札参加申請書を提出したのはAISだけだった。AISは入札開始価格の756・5億バーツで落札する見通しだ。

 今回の再入札については、ノルウェー通信大手テレノール傘下でタイ携帯電話サービス2位のトータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)が先月、タイ携帯電話サービス3位トゥルームーブが今月16日、不参加を表明していた。

 900メガヘルツ帯の入札は昨年12月、タイ放送通信委員会(NBTC)によって行われ、足かけ5日間に及ぶ競り合いの末、2つの帯域のうちの1つをトゥルームーブが763億バーツで、もう1つをタイの通信会社ジャスミンが756・5億バーツで落札した。

 入札にはAIS、DTACも参加したが、落札額が入札開始価格の6倍近くに達するなど高騰したため、両社は採算が合わないと見て撤退した。

 トゥルームーブは3月11日に初回の利用権料80・4億バーツと残額の銀行保証をNBTCに提出し、同14日に免許を受領した。銀行保証には中国の大手行である中国工商銀行、タイのバンコク銀行など6行が加わった。トゥルームーブの親会社トゥルーはタイ最大級の財閥CPグループの子会社で、中国の携帯電話サービス最大手、中国移動から18%の出資を受けている。

 一方、ジャスミンは初回の利用権料と落札額の残額の銀行保証を期限の3月21日までに提出出来ず、権利を失った。同社は携帯電話事業への新規参入を目指していたが、今回の落札額は自社の年商規模の5倍に上り、設備投資の負担や先行3社との競争を考えると、事業の先行きは困難と見られていた。同社は支払いの失敗について、中国企業との合弁交渉が期限までにまとまらなかったと釈明した。

 ジャスミンの撤退を受け、タイ軍事政権は4月12日、5月27日に再入札を実施するようNBTCに命令。入札開始価格はジャスミンの落札額と同額とされた。
《newsclip》

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