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ジカ熱発生地域にベトナム、フィリピン、タイ 外務省が注意呼びかけ

2016年5月23日(月) 18時04分(タイ時間)
【ベトナム、フィリピン、タイ】日本の外務省は18日に発表した感染症危険情報で、ジカウイルス感染症(ジカ熱)の発生地域に新たにベトナム、フィリピンなどを加え、妊娠中または妊娠を予定している女性に対し、発生地域への渡航滞在を控えるよう呼びかけた。

 世界保健機関(WHO)などによると、ジカウイルス感染症の発生地域は2015年5月以降、中南米を中心とする48カ国・地域で、アジア大洋州地域では、タイ、パプアニューギニア、ベトナム、フィリピン、フィジー、ニューカレドニアなどが含まれる。

 ジカ熱については、妊娠中に感染した場合、脳の発育が不十分な小頭症の新生児が生まれる恐れが指摘されている。世界保健機関(WHO)は今年2月、「妊娠中のジカウイルスの感染と小頭症との因果関係が強く疑われる」として、ジカ熱の流行を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言。4月には米疾病管理予防センター(CDC)が、ジカウイルス感染が小頭症とその他の重症な胎児の脳障害を引き起こす原因と結論づけた。

 日本の厚生労働省によると、ジカ熱はジカウイルスに感染することで起こる感染症で、軽度の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などが主な症状。潜伏期間は2―12日で、およそ2割の人が発症するといわれる。ウイルスに感染した人を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が別の人を吸血することでウイルスが感染する。母胎から胎児への感染や、輸血による感染、性交渉による感染リスクも指摘されている。有効なワクチンはなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法。
《newsclip》


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