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中国:北京中心部でも汚水垂れ流し、人口増で処理施設の整備追い付かず

2016年5月23日(月) 23時39分(タイ時間)
【中国】中国北京市では「中心部」と区分される地域だけでも1日に50万立方米に上る汚水が川に垂れ流されているという。「中心部」の中でも農村部との境界に当たる周辺地域で人口が急激に増加し、汚水処理施設の整備が追い付いていないことが原因だ。中国新聞網が伝えた。

 2004年に発表された「北京都市総体計画」では、「中心部」を「古くからの都市の中枢地域と、これを取り囲む周辺地域」と定義しており、総面積は1085平方キロメートル。現状で「中心部」全体の汚水回収率は83%だが、周辺地域だけをみると33%にとどまっている。

 農村部との境界にあたる周辺地域では近年、人口が急増して住宅が増えたが、汚水処理設備の整備が追い付いていない。北京市規画委員会の周楠森・副主任によれば、これが「中心部」全体で1日に50万立方米もの汚水が川に垂れ流されている原因だ。04年の都市総体計画ではこうした周辺地域の常住人口を「40万人に抑える」としていたが、実際の常住人口は13年までに202万人へと拡大。このほか、居住期間が半年を下回る外来流動人口も250万人に上る。
《亜州IR株式会社》

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