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中国:「妻に手を上げたら財産放棄」、婚前契約に法的効力なし

2016年5月25日(水) 14時24分(タイ時間)
【中国】ある夫婦の財産分与を巡る離婚裁判で、夫が結婚前に妻と交わした契約は無効との判決が下された。夫が妻に渡していた「保証書」には、「素行不良で妻に迷惑をかけた場合は全財産を放棄する」との記載があったという。遼瀋晩報が22日付で伝えた。

 この夫婦は2011年に結婚した「80後(1980年代生まれ)」のカップル。結婚するに当たり、夫は「結婚後は怒鳴ったり、暴力を働いたりしない。もしそうした間違いを犯したら、全財産を放棄する」などとする「保証書」を書き、妻に渡していた。

 しかし結婚から2年後、夫婦は早くも別居状態に陥る。夫の素行の悪さは結婚後も改まらず、妻は離婚を決意した。妻は「保証書」にもとづき、家と自動車を渡すよう夫に要求し、さらに10万人民元(約170万円)の慰謝料を請求した。

 これに対して裁判所は、「家は夫が結婚前に購入したもので、妻にこれを要求する権利はない。自動車については、結婚後に2人で購入しているため、ローンの残額を含めて妻の所有とする」との判決を下した。また「保証書」については、「妻が夫に無理やり書かせた可能性も否定できず、その有効性は認められない」と判断した。
《亜州IR株式会社》

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