【中国】“中国のアップル”と呼ばれ、創業から数年で世界大手に大躍進したスマートフォン大手・小米科技(シャオミ)の成長が急減速している。
2015年の売上高は前年比でわずか5%増の780億人民元(約1兆3100億円)にとどまり、増収率は14年の135%から大幅に鈍化した。人民元相場の下落を考慮すると、米ドル建てベースでは3%減収という低水準。創業者で董事長の雷軍氏は昨年3月の時点で、「1000億人民元(↑35%)」を目指すとの目標を掲げていた。
中国版「フォーチュン」がこのほど、同社の公共事務総監の話として報じたもの。ただ、25日付の香港メディアによると、同記事を転載したインターネット上のニュースは多くが削除されたという。
小米の報道官は取材に対し、「売上高に関するデータは公表していない」と返事。直接の回答を避けている。ただ、「モバイル端末市場が減速する中にあっても、昨年の端末販売台数は7000万台を超えた」と述べた。
苦戦の背景には、中・高価格帯スマホの人気があるとみられる。中国スマホ市場の主戦場は「新規購入」から「買い替え」へと移行しつつあり、小米の低価格路線に限界が見え始めたためだ。実際、IDCが先ごろ発表した今年1~3月期の世界スマホ出荷シェアによれば、中国メーカーでは中・高価格帯に力を入れる華為技術(ファーウェイ)などが上位に入り、小米は5位圏外に転落した。
2010年設立の小米は、新興のスマホメーカー。低価格とハイスペックを両立させたデザイン性の高い機種で、若者を中心に人気を集めた。14年の販売台数は6112万台に達し、前年の3.3倍に急増。設立から4年足らずで、携帯端末の世界大手へと急成長した。
中国:小米が急減速、「15年増収率は5%に低迷」の報道も
2016年5月26日(木) 13時32分(タイ時間)
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