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中国:電話の実名登録を徹底へ、年末までに95%以上

2016年5月26日(木) 13時33分(タイ時間)
【中国】中国の工業和信息化部(工業情報化部)はこのほど、今年末までに電話利用者のうち実名登録者の比率を95%に引き上げるよう、通信キャリア各社に指示した。

 半年後の2017年6月までに同比率を100%に引き上げ、完全実名制へと移行する。キャリア各社の間では、「電話の実名制度に関し、史上最も厳しい指示だ」との声が上がっている。北京商報などが25日伝えた。

 今回の通知は「反テロ法」を意識した厳しい内容。通信キャリアに対し、新規契約の際、身分証明書との突き合わせを徹底するよう求めた。また、同じ身分証明書で同じ通信キャリアからICカードを5枚以上購入する場合、直営の営業所での契約を義務付けている。さらに17年6月以降は、身元不明な電話は通信が切断されるという。

 中国では6年前、携帯電話の実名登録制が実施されたが、届出不要の携帯電話用の「ヤミICカード」が多数流通し、振り込め詐欺など犯罪の温床になっている。

 業界関係者によると、実名登録制は通信キャリアにとってコストがかかる上、ユーザーの拡大を阻害するため、これまで取り組みが進まなかったという。手続きが煩雑なことからユーザーも敬遠し、ヤミICカードの氾濫につながっているようだ。
《亜州IR株式会社》

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