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中国高校生は「過保護」、わが身守る安全教育不足=4カ国共同研究

2016年6月1日(水) 13時37分(タイ時間)
【中国】高校生の安全意識について、中国、米国、日本、韓国の4カ国が共同で比較研究した結果がこのほど発表された。

 その結果から、他の3カ国よりも中国の高校生は「過保護」に育てられ、犯罪などから自身を守る安全教育が不足していることが分かったという。人民網が伝えた。

 高校1~3年生を対象として、2015年10~12月に4カ国で同時にアンケート調査が実施された(韓国のみ1~2年生が対象)。中国は大連、北京、常徳、アモイ、西安、昆明の6都市24高校で調査された。

 調査の結果、中国の高校生は半数以上が「社会は安全」と認識し、その比率は4カ国の平均値を上回った。ただ同時に、「生活のなかで不安・危険な要素が増えている」と認識している高校生も半数以上を数え、4カ国の平均値より高い結果だった。

 このほか、暴力を受ける、恐喝されるなどの“権利侵害”を経験したことのある高校生の比率が中国は突出している。特にインターネットに関する権利侵害の比率が目立った。中国の高校生のうち47.2%が「パスワードを盗まれた経験がある」と回答しており、他3カ国を大幅に上回った。

 それにもかかわらず、暴力や犯罪から自身を守る「安全教育を受けたことがある」との回答は全体の47.8%にとどまっている。この数字は4カ国中で最低だった。

 中国の高校生が「過保護」に育てられている事実は、「切り傷を負ったことがある」との回答(31.2%)が最も少なかったことからも分かる。専門家によると、この数字は中国の子どもがあまり家事を手伝わされないことの反映という。
《亜州IR株式会社》

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