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中国:上海大学生の半数「信用消費」経験あり、「返済不能」は1万人超

2016年6月2日(木) 12時21分(タイ時間)
【中国】上海市社会科学界連合会と上海市信用研究会がこのほど発表した調査結果によると、同市の大学生のうち、クレジットカード払いや資金借り入れを含む「信用消費」を利用したことがある人の割合は約半数に上る。

 割合自体は全国平均の60%より小さいが、「期限がきても返済できない」という人が実数で1万人を超える計算となるため、調査担当者は「返済できないということの重大さを十分に教えるべきだ」と、警鐘を鳴らしている。東方網が5月28日付で伝えた。

 調査は上海の大学19校の学生を対象に行い、2301件の回答を得た。回答者のうち「信用消費をよく利用する」と答えた人は19.23%、「利用したことがある」という人は30.56%で、合わせて49.79%と約半数だった。このほかに「利用したことがない」が35.6%、「よく分からない」が9.82%、「受け入れられない、絶対に使わない」が4.78%という結果となっている。

 利用目的は「生活のため」が7割以上、「学習のため」が半数以下、「旅行や遊びのため」が3割、「起業のため」が1割強だった(複数回答)。返済の資金源は多い順から「生活費」「アルバイト」「父母から」「奨学金などその他の収入」となっており、「友達から借りる、ほかから借金をする」という人は少ない。

 実際の返済については「期限より前に返す」と答えた人が28.34%、「期限通りに返す」が67.61%。ただ、「期限を過ぎて返済し、延滞金を払う」という人が2.43%、「期限が過ぎても返せない」という人も1.62%いた。

 調査の担当者は「『期限が過ぎても返せない』という人は2%に満たないが、実数では1万人を超えるとみられる。学生時代に借金を返すことができなければ、将来の仕事や生活に大きな影響が出るということを知らない学生が多い。当局はことの重大さを十分に教えるべきだ」と警鐘を鳴らした。
《亜州IR株式会社》

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