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中国:「黒人洗う」洗剤CM、人種差別と批判の声

2016年6月2日(木) 12時21分(タイ時間)
【中国】中国の洗濯用洗剤メーカーが「人種差別」を連想させるテレビCMを流し、各方面から批判を浴びている。黒人男性を洗濯機で洗うと、アジア人男性に“変身”するというもの。メーカーは批判を受けて謝罪し、すでに放映を停止している。北京青年報が5月30日付で伝えた。

 CMに登場するのは、中国人の若い女性と、彼女に言い寄ろうとする顔にペンキをつけた黒人男性。男性が女性に顔を近づけると、女性は男性の口の中に「ジェルボール(パック型液体洗剤)」を投げ入れ、男性を洗濯機に押し込む。洗濯機が回りはじめて数分すると、中から“イケメン”の中国人男性が顔を出すというものだ。

 このCMは今年3月31日に放送を開始。その後、インターネット上に転載され、わずか2日間で視聴回数が100万回にも上った。それと同時に、各方面から「人種差別」に当たるとの批判が殺到。会社側は放送を中止し、「人種差別を意図したものではない」との釈明文を公表した。

 中国の広告法では、「広告は民族、人種、宗教、性別により差別する内容を含んではならない」と規定している。これに違反した場合、最高で100万人民元(約1700万円)の罰金が科される。
《亜州IR株式会社》


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