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米中合弁の高速鉄道が頓挫、「中国製鉄道」の安全性に問題か

2016年6月13日(月) 22時25分(タイ時間)
【中国】米中合弁の高速鉄道計画として注目された、米西部のネバダ州ラスベガスとカリフォルニア州ロサンゼルスを結ぶ全長370キロの高速鉄道の建設計画が頓挫した。

 米側事業者が中国企業との合弁を解消した格好だが、香港紙・明報は外電を引用する形で、「中国製鉄道」の安全性に問題があり、融資を受けられなかったことが原因と報じた。

 米国側の事業者は、エクスプレスウエスト社。エクスプレスウエストは今回、鉄道インフラ建設の中国中鉄(390/HK)などが設立した中鉄国際集団と合弁会社を立ち上げる予定だった。

 国営メディアの新華社は11日、エクスプレスウエストが一方的に中鉄国際集団との提携契約を破棄したことについて、「無責任で自らに損害を与える行為」などと批判的に報じた。

 エクスプレスウエストは昨年9月、ラスベガス―ロサンゼルス間の高速鉄道建設で中鉄国際集団と合意した。エクスプレスウエストによると、建設工事は2015年11月に当局の許可が出るはずだった。ところが、資金調達の過程で法的な問題が発覚し、着工が17年初めに先送りされたため、合弁契約の解消を決めた。

 エクスプレスウエストは現在、新たな合弁パートナーを物色中。米国の専門家は、イタリアやスペイン、日本の高速鉄道なら、米当局が許可するとみている。
《亜州IR株式会社》


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