【中国】病院、福祉施設、家庭などの製造現場以外で活用されるサービスロボットの開発が中国でも加速している。今年に入って複数の新型ロボットが発表されている。OFweek機器人網は12日付で、これら新型サービスロボを特集する記事を掲載した。
今年4月に重慶市で開催された「第12回重慶高新技術成果交易会」では、犯罪を防ぐロボット型パトロール警察「Anbot」が注目を集めた。国防大学が開発したもので、保安とサービスを一体化させた中国初の警備サービスロボとなる。
「Anbot」は卵型で高さ149cm。重さ78kg。平時パトロールは時速1キロで進むが、平らな地面であれば時速18キロまで出せる。人の脳や目・耳などの役割を果たすスマートシステムとセンサーを搭載。暴漢の征圧や、警察への通報機能を備える。
1度の充電で8時間稼働。電力が不足すると自分で付近の充電スポットを探し、充電を行う。
また今年1月の「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」では、中国深セン優必選科技(UBTech)が会話する小型家庭用ロボット「Alpha2」を発表した。全長約50センチの人型ロボットで、関節を20カ所持つ。手足が自由に動き、ダンスなども可能。子供の子守や防犯対策など家庭用のホームアシスタントとして機能する。1台当たり価格は1300米ドル(約13万7800円)に設定された。
このほか、5月29日に四川省綿陽市安県で発生したM4.3の地震では、その第1報記事を「ロボット記者」が作成した。国家地震台網中心(CENC)が開発・運用している。地震の規模を示すマグニチュードや、震源地、揺れが観測された地域などの詳細をわずか6秒で書き上げた。記事作成から発表まで、人の手を介さずにすべてロボットで完結させたという。
中国:新型サービスロボが続々登場、警察や記者の仕事こなす
2016年6月15日(水) 12時03分(タイ時間)
特集
- ├シチズンマシナリー、タイ工場の生産能力5割増強 [ 2021年10月20日 21時05分(タイ時間) ]
- ├【PR】ピントン工業団地が紹介する産業用ロボットの世界有数メーカー「安川電機(タイランド)」 [ 2021年10月5日 00時19分(タイ時間) ]
- └バンコク首都圏のワクチン接種会場で自販機展開 [ 2021年8月9日 22時48分(タイ時間) ]
新着PR情報
- 『タイ長期滞在ビザ発給』『ゴルフ・マッサージが毎日無料』タイランドエ…
- 〈業界事情〉生産管理システムにおけるAI機能による業務分析
- 【動画】タイ東部経済回廊に新規開発「ヤマト工業団地」
- 【製品紹介】品質向上と経費削減を両立、溶剤を使わないプラズマ表面処理…
- 製造や物流の現場でのお悩みを解決! 倉庫管理システム「WMS」
- 紙やエクセルなどの現場帳票をそのまま電子化「i-Reporter」by Move
- 在タイ日本人が安心して通える「バムルンラードインターナショナル病院」
- 最新のIT製品とテクノロジーでお客様の成功をサポートします。MATERIAL AU…
- 日系企業130社以上が入居するタイ有数の不動産会社による賃貸工場・倉庫
- 航空券オンライン予約好評受付中! Shindai Co., Ltd.
- 日本人が現場に立ってこその施工 Fukutaka Komuten
- 心で感じて心で応える精密技術の開発を追求 Nishii Fine Press (Thailand…
- パッケージを主体としたセミオーダーメイド システム開発・導入・運用保…
- 幼稚部から高校までのインター校、世界レベルのカリキュラムをバンコクで5…
- タイでも潤滑油は出光!「アポロタイ」まで