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香港「銅鑼湾書店」の失踪事件、釈放の店長が中国政府批判

2016年6月19日(日) 17時37分(タイ時間)
【中国】香港の出版社兼書店「銅鑼湾書店」の出資者と職員5人が中国当局に連行されたとみられる事件で、8カ月ぶりに香港に戻った林栄基店長が16日、記者会見し、香港の高度な自治を認める「一国二制度」に背いているとして中国政府を批判した。

 「銅鑼湾書店」は中国政界の内幕物書籍・雑誌の出版と販売で知られる。米系メディアが伝えた。

 会見によると、林店長は昨年10月24日、広東省深セン市の羅湖検査所から中国に入った際に捕まり、翌日浙江省寧波市に連行された。容疑を告げられないまま、「居住監視」と呼ばれる軟禁状態に置かれたという。今年3月、広東省韶関市に移送され、中国本土の読者に内幕物などの禁書を郵送した疑いで取り調べを受けた。

 林店長は釈放の際、禁書の郵送先リストを持って中国本土に戻るよう当局に求められたが、「本土に戻るつもりはない」と話している。

 台湾メディアによると、店長以外の4人のうち、出資者の桂敏海氏を除く3人は釈放され、すでに香港に戻った。3人は事件について沈黙している。
《亜州IR株式会社》

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