RSS

中国:オンライン求人広告で詐欺横行、サイト運営者は実質放任

2016年6月21日(火) 00時17分(タイ時間)
【中国】中国でこのところ、オンライン求人広告を装った詐欺事件が増えている。保証金として金銭を騙し取ったり、別のサイトへ誘い出して個人情報を盗み取るのが手口という。経済参考報が17日付で伝えた。

 北京市の大学に通う鄭さんは4月、オンライン求人サイトの「智聯求人」で、「環球星空(北京)伝媒有限公司」という会社の翻訳アルバイトに応募した。すると会社側は、秘密保持契約を結ぶとともに、同義務の保証金として3000人民元(約4万8000円)を支払うよう求めてきた。鄭さんがお金を振り込むと、これまで通じていた電話やSNSが突然不通になってしまったという。

 そこで鄭さんは、サイト運営者の「智聯求人」に連絡。しかし同社からの返事は、「環球星空の広告掲載に当たって営業許可証を確認しており、管理上の手落ちはない」というものだった。仕方なく警察に届け出ると、営業許可証に書かれた環球星空の事務所にはすでに誰もいないことが分かった。

 最近のオンライン求人サイトの中には、広告主の営業許可証をしっかりと確認せず、手数料を支払えば広告掲載を認める業者も多い。悪質な広告主の場合は、偽物のホームページに求職者をおびき寄せ、銀行パスワードなどの個人情報を盗み出して現金を詐取するケースもあるという。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報