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中国:刺激臭漂う“毒グラウンド”、原材料は廃タイヤ

2016年6月24日(金) 13時49分(タイ時間)
【中国】中国各地の学校でここ1~2年、刺激臭が漂い、児童・生徒たちが体調不良を訴える“毒グラウンド”の問題が大きく騒がれるようになった。

 フィールドやトラックにゴム素材の粒を敷き詰める形でグラウンドが整備されるが、“毒グラウンド”の場合は、闇業者が廃タイヤや古いケーブルに使われたゴムなどを細かく加工し、作っていることが分かった。中国中央テレビ(CCTV)の報道をもとに、京華時報が22日付で伝えた。

 CCTVの覆面取材によると、施工業者はこうしたゴム素材を河北省の保定市や滄州市一帯にある製造業者から買っている。ある施工業者は、こうしたゴム素材と施工に使う接着剤がグラウンドで有害物質を放出することを知りながら、コストを低く抑えて利益を出すため、闇業者が製造した素材を使っていると明かした。

 廃タイヤなどを使ったゴム素材の製造は、身体に悪影響を及ぼす可能性がある製品の無秩序な製造を禁じた「製品品質法」の規定に違反する。また、廃タイヤが環境汚染源となることから、勝手な利用は「固体廃棄物環境汚染対策法」にも違反することになる。

 覆面取材の記者が訪れたゴム素材の工場周辺には、廃タイヤや得体の知れないゴムのような物体が山積みにされ、“毒グラウンド”と同じ刺激臭が漂っていたという。
《亜州IR株式会社》

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