RSS

中国:薬物依存に新療法、「脳ペースメーカー」で9割がヤク断ち

2016年6月28日(火) 21時35分(タイ時間)
【中国】麻薬常習者が1400万人に上るとされる中国で、薬物依存を絶つための新しい治療法がスタートする。「脳深部刺激療法」と呼ばれるもので、脳に埋め込んだ小さな刺激装置から電流を送り、薬物依存を起こさせないようにするものだ。新聞晨報が26日付で伝えた。

 「国際麻薬乱用撲滅デー」に当たる6月26日、上海交通大学・医学院附属瑞金医院を中心とする研究グループは、薬物依存の患者を治療するために「脳深部刺激療法」を積極的に活用していく方針を示した。心臓に埋め込むペースメーカーと同じ仕組みで、「脳ペースメーカー」とも呼ばれる。神経難病のひとつであるパーキンソン病の治療にも用いられてきた。

 麻薬中毒はその快感を脳が記憶しているため、自分の意思だけで依存を絶つことは非常に困難とされる。脳深部刺激療法では、その電流が麻薬の代わりを果たすことで中毒症状を解消させるという。これまでの臨床試験では、脳ペースメーカーを埋め込んだモニターのうち、90%以上の患者が1年以上にわたって完全に麻薬を絶つことに成功している。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報