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タイ人資産家不審死事件、殺人容疑で元閣僚逮捕

2016年6月29日(水) 13時35分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、建設会社を経営するチュウォン・セータンさんが不審な状況で死亡した事件で、警察は28日、チュウォンさんの知人のバンイン元副商務相(退役警察中佐、52)を殺人などの容疑で東北部ナコンラチャシマ県のリゾートホテルで逮捕した。

 昨年6月、バンコク郊外で、バンイン容疑者が所有する高級乗用車が道路脇の立木に衝突した形で停車し、助手席でチュウォンさんが胸を強く打ち死亡しているのがみつかった。バンイン容疑者は、「自分が運転中、追い越しをかけてきた対向車線の車を避けようとして、道路を外れて木にぶつかった」「チュウォンさんはシートベルトをしていなかった」などと主張。事故現場にブレーキ痕はなく、車の損傷は運転席側だけで、しかも軽微だったが、警察は当初、事故として処理した。

 しかしその後、チュウォンさんが死亡する10日前に、チュウォンさんが所有する企業株式のうち、2億2800万バーツ相当が元キャディーの女カンタナー容疑者(27)に、4000万バーツ相当が証券会社社員の女ウラチャー容疑者(27)に譲渡されていたことが判明。警察は同年8月、窃盗、公文書偽造などの容疑で、バンイン容疑者と女2人ら計4人を逮捕し、取り調べ後、保釈した。

 ウラチャー容疑者とカンタナー容疑者は既婚者のバンイン容疑者と不倫関係にあるとみられ、ウラチャー容疑者は28日の逮捕当時、バンイン容疑者と一緒だった。カンタナー容疑者は保釈中に出産し、父親はバンイン容疑者だとしている。

 バンイン容疑者は警察士官学校卒業後、警察に勤務。2000年に退官して政界に転じ、2008年、タクシン元首相派サマック政権で副商務相を務めた。
《newsclip》

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