RSS

中国:港珠澳大橋の主橋部ようやく接続、建設開始から7年

2016年6月30日(木) 11時00分(タイ時間)
【中国】珠海市(広東省)と香港、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」の建設プロジェクトがこのほど、大きな区切りを迎えた。

 中国メディアの報道によると、28日午前零時45分(現地時間)、珠海側と香港側からそれぞれ建設の進んでいた主橋部の接続工事が完了。2009年の建設開始から約7年の歳月を経て、ようやく“橋としての体裁”が整った格好だ。

 今後の予定としては、17年初に海底トンネルの工事が完了する見通し。現時点ではトンネル部分の8割超が完成しているという。その後、路面舗装など附属工事が行われ、17年末に全工程の完了を予定している。

 当初は16年内の完工を計画していたが、大規模で複雑な工事となったことに加え、作業員の不足、環境保護への対応など課題が多く、計画に遅れが生じた格好だ。総工費の見積額についても、当初の700億人民元から1000億人民元(約1兆5500億円)を上回る規模まで膨らんでいる。

 港珠澳大橋は主橋部(22.9キロ)、海底トンネル(6.7キロ)などから成り、全長は55キロと世界最長クラス。完成後には、珠海から香港までの所要時間が従来の3時間から30分へと短縮される見込みだ。また、耐用年数は120年とされ、一般的な海上橋(100年)を上回る。マグニチュード8クラスの地震にも耐えられるという。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報