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中国:「火鍋の都」重慶、市内に3万店ひしめき競争激化

2016年7月1日(金) 13時36分(タイ時間)
【中国】中国調理協会がこのほど発表した2015年版の「飲食企業ランキング」で、上位100位に「火鍋(中華風鍋)」料理の店が30店も入った。

 このうち10店舗は「火鍋の都」と呼ばれる重慶市が拠点。「重慶の火鍋店」は、中国飲食業界で大きな存在感を放っている。ただ、同市内には火鍋店が3万店以上あって競争が激しく、純利益率は極めて低い状況だ。華竜網が6月29日付で伝えた。

 ランキングの上位100位に入った重慶市の火鍋店は、「劉一手」「朝天門」「巴将軍」「奇火鍋」など。上位100位で平均の純利益率は4.8%、西洋料理店だけでは9.2%といった状況だったが、火鍋店は2.3%にとどまる。売上高についても、店舗平均の伸び率がファストフード店で前年比13.7%と大きかったが、火鍋店はマイナス26.3%と大幅に落ち込んだ。

 重慶火鍋協会によると、同市内の火鍋店で1人当たりの平均消費額は50~70人民元(約773~1082円)という水準。重慶以外の地域の平均80~120人民元に比べて安く、しかもこの水準は近年変わっていない。同市内には3万店以上の火鍋店があり、新たな店が「雨後のたけのこ」のように登場している。競争が激しいため、各店は価格を抑えながら質のいいサービスを提供しようとしており、利益率は低いという。
《亜州IR株式会社》


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