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中国:高官の自殺者が120人に拡大、習政権発足後に倍増

2016年7月4日(月) 13時19分(タイ時間)
【中国】習近平氏が中国共産党総書記に就任した2012年11月以降、自殺や溺死など不正常な原因で死亡した党・政府の高官は120人に達した。胡錦濤前政権時代(2003~12年)の68人に比べて倍増している。香港紙サウス・チャイナ・モーニングポストなどが伝えた。

 高官の自殺増は、思想上の抑圧、党・政府の内部抗争、反腐敗闘争など複合的な原因がもたらしたとみられる。

 最近では、共産党理論誌「求是」の朱鉄志・副編集長が6月26日未明、勤務先ビルの地下駐車場で首吊り自殺した。中国のニュースサイト人民網が26日、朱・副編集長の死亡を伝えたものの、死因などの詳細には触れられていない。

 「このところの言論統制強化を憂慮したもの」との見方が広がっている。朱・副編集長はかつて、開放と自由を指向する内容の記事を書いていた。また、令計画・前共産党統一戦線部長の先の失脚と関連があるとの指摘もある。

 中国誌・財新は15年1月、「12年以来、不正常死した高官は少なくとも50人を数える」と報じており、その後の1年半で急増した可能性がある。中国最高検察院は15年8月、公務員を自殺に追い込んだ場合、刑事責任を追求する方針を発表した。高官の自殺ブームを止める意図があったとみられるが、効果が表れなかった格好といえる。
《亜州IR株式会社》

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