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中国:18年前凍結の受精卵で45歳女性が妊娠、無事赤ちゃん誕生

2016年7月6日(水) 08時52分(タイ時間)
【中国】中国上海市でこのほど、18年前に凍結保存された受精卵を使って妊娠した女性が無事女の子を出産した。新生児の体重は3300グラムで、身体的な問題は全くないという。上海復旦大学付属産婦人科医院がこのほど発表した。

 今回女の子を出産したのは、江蘇省在住の黄さん(45歳、仮名)。担当医は黄さんのカルテ番号「1998-01XX」を見て驚いたという。不妊治療センターが1998年に設立された当時からの受精卵だったためだ。黄さんは当時3回、体外授精による胚移植に挑んだが失敗。仕事が忙しくなり、治療を中断していた。今回は水が溜まっていた卵管を切除し、子宮筋腫を取る手術を受けた後に凍結胚を移植した結果、妊娠に成功したという。

 同センターの孫暁渓・副医院長によると、18年前は凍結保存された受精卵の融解後生存率が約80%、妊娠成功率が約30%という水準だった。現在は凍結技術が向上しており、融解後生存率が99.5%、妊娠成功率が43.4%まで上昇しているという。

 なお、凍結した受精卵の保存期間について、主要国では通常5~10年とされるが、中国には法律上の規定がない。凍結保存した受精卵で出産を希望する女性に対して専門家は、子宮内膜の厚さなど自身の状態をしっかりと検査し、出産可能な状況かどうかを確認するよう提言。また、年齢がカギを握るとして、できるだけ早期の出産を推奨している。
《亜州IR株式会社》


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