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中国:上場企業の中間決算予想は7割「改善」、TMT業界が好調

2016年7月10日(日) 22時52分(タイ時間)
【中国】中国本土マーケットでは今月中旬から、2016年6月中間期の決算発表がスタートする。

 これに先立ち、今月7日までに上場企業1069社が決算予想を発表した。うち増益や黒字転換など「業績改善」企業が751社を数え、全体の7割に達している。業種別では、新興産業のテクノロジー・メディア・通信(TMT)が好調で、業績改善企業の約2割に当たる135社を占めた。中国証券報が8日伝えた。

 業績改善予想を発表したTMT関連企業には、パソコンや電子機器のメーカーに加えて、インターネットサービス、ITサービス、テレビ放送、映画製作などを手がける企業が含まれる。前述した135社のうち、増益率100%超の上場企業は31社に上った。中国政府の「インターネット+(プラス)」戦略などを追い風に需要が伸びていることに加え、企業の合併・買収(M&A)が活発な業界であることも業績の拡大につながったと指摘されている。

 従来型産業では、鉄鋼業界の業績改善が目立つ。鋼材価格の上昇が追い風で、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)など複数企業が純損益の黒字転換を予想した。

 半面、1069社のうち3割に相当する318社が減益、赤字継続・転落など「業績不振」を予想。業種別では、化学、繊維・アパレル、建材などに集中している。
《亜州IR株式会社》


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