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中国:6月新車販売は14.6%増の207.1万台、6カ月ぶり2ケタ成長回復

2016年7月13日(水) 13時22分(タイ時間)
【中国】小型車減税などを追い風に、中国で新車販売の伸びが加速している。

 今年6月の新車販売台数は、前年同月比14.6%増の207万1000台に達した。プラス成長は4カ月連続。伸び率は5月の9.8%から4.8ポイント拡大し、昨年12月以来、6カ月ぶりに2ケタ成長を回復した。生産台数も10.5%増の204万9000台と、伸び率が5月の5.0%から5.5ポイント加速。ただ、前月比ではそれぞれ1.0%、0.8%減少している。業界団体の中国汽車工業協会が11日報告した。

 車種別では、乗用車の販売台数が前年同月比17.7%増の178万4000台(前月比0.5%減)、生産台数が11.4%増の177万2000台(同横ばい)。一方、商用車は販売台数が1.7%減の28万7000台(同4.0%減)、生産台数が5.0%増の27万6000台(同5.6%減)で推移した。

 乗用車の中では、スポーツ多目的車(SUV)、ミニバン(MPV)、セダンが堅調を維持する一方、クロスオーバーはマイナス成長が続いた。販売台数はそれぞれ、SUVが前年同月比40.8%増の63万2300台、MPVが35.2%増の17万400台、セダンが8.9%増の92万5100台、クロスオーバーが38.2%減の5万6300台。前月比では、SUVとセダンが増加した半面、MPVとクロスオーバーが減少した。

 国別では、中国自主ブランド乗用車の販売台数が前年同月比24.7%増の71万6700台に増大。乗用車販売全体に占める比率は40.17%と、前月の39.98%を0.19ポイント上回っている。海外ブランド乗用車の販売台数では、ドイツ系が引き続きトップ。ただ、販売台数は前月の35万1100台から34万2600台に縮小し、シェアも19.58→19.20%(↓0.38ポイント)に低下した。2位の日本は、販売台数が前月の31万6400台から31万5800台に減少したものの、シェアは17.65→17.70%(↑0.05ポイント)にやや上向いている。3位以下は、米系の12.16%(20万1600→21万7000台)、韓国系の7.97%(15万500→14万2200台)、仏系の2.53%(5万300→4万5100台)と続いた。

 日本メーカーの中国販売は総じて堅調。主要4メーカーでは、日産、マツダ、ホンダの3社が6月として過去最高を更新した。中でもホンダの伸びが目立ち、前年同月比31.8%増の9万6692台を売り上げている。マツダは15.7%増の2万132台、日産は17.0%増の10万9100台を記録した。一方、トヨタは不振。単月で3.4%減の9万7100台にとどまり、6カ月ぶりに前年実績を割り込んだ。

 完成車の輸出には底打ちの兆しが見える。6月の海外輸出台数は前年同月並みの6万8000台。前月比では、21.1%増と高い伸びを示した。車種別では、乗用車が13.4%増の4万3000台、商用車が16.9%減の2万5000台で推移している。

 1~6月の累計では、全体の販売台数が前年同期比8.1%増の1283万台。伸び率は前年同期を6.7ポイント上回った。うち乗用車は9.2%増の1104万2000台、商用車は1.9%増の178万7000台。生産台数は全体で6.5%増の1289万2000台に伸びた。

 中国の新車販売は昨年、前年比4.7%増の2460万台と7年連続で世界最大を記録したものの、増加率は2012年(4.3%増)以来の低水準にとどまった。同協会は16年の新車販売台数について、前年比で5~7%増加すると予測している。
《亜州IR株式会社》

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