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中国:四川“セレブ一貫校”の学費620万円、「義務教育なのに」と批判

2016年7月14日(木) 00時58分(タイ時間)
【中国】中国四川省北部の広元市で2015年に創立された私立学校「広元天立国際学校」は、小中高一貫の“セレブ学校”として人気を集めている。

 しかし最近、その学費が年間2万人民元と高額で、小学校から高校まで通った場合には総額40万人民元(約620万円)にも上ることがインターネット上で伝わり、ちょっとした騒ぎになっている。一部の市民からは、「義務教育の段階でそんなに徴収するのはおかしい」といった批判的な声も上がった。華西都市報が伝えた。

 同校では児童・生徒たちが寮生活を送っているため、入学すれば制服代や学費、管理費以外に寮費、生活費の支払いが必要。小学生でも年間3万人民元以上の費用がかかる。小学1年から高校3年までの12年間では、40万人民元余りの出費となる計算だ。

 現地では公立学校の学費は国の統一基準によって決められ、私立学校の場合は物価管理当局が審査している。広元市教育局によると、広元天立国際学校の場合、その基準は年1万8000人民元だったが、実際には約2万人民元の学費を徴収していた。これについて同校の黄永貴校長は、「1万8000人民元というのは1回目の審査で出された基準であり、その後、2万3000人民元に引き上げられた。それでもより多くの子供を集めるため、2万人民元に据え置いている」と反論した。
《亜州IR株式会社》

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