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サムスンがBYDに出資へ、EV事業めぐり戦略提携も予定

2016年7月17日(日) 18時02分(タイ時間)
【中国】充電電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)に対し、韓国サムスン電子が出資を予定していることが分かった。

 BYDは15日、「サムスンが5000億ウォン(約470億円)を投じ、BYD株4%を取得する」との韓国メディアの報道を受け、サムスンを引受先とする第三者割当増資の実施に向けた協議を進めていることを明らかにした。ただ、出資比率の「4%」については、「事実ではない」として報道内容を否定している。

 BYDによると、サムスンは同社のA株増資に参加する予定。BYDの長期的な展望が明るいことから、資本参加を決めたという。両社はさらに、電気自動車(EV)・部品の分野で戦略的な業務提携も行う。

 今回のサムスンの出資について、市場関係者の間では、米アップルを意識したものと受け止められている。アップルは現在、自動運転EVの開発に取り組んでおり、2019年の市場投入を計画しているようだ。EV分野でも攻勢をかけようとするアップルに対抗するため、サムスンは世界的な新エネ車メーカーのBYDとタッグを組む考え。

 二次電池メーカーとして発足した後、BYDは携帯端末の組立、自動車の生産に参入。小型ガソリン車のほか、PHVやEVを生産・開発する。09年5月にフォルクスワーゲン(VW)、10年3月にダイムラーと業務提携。ダイムラーとは、EV研究開発の折半出資会社を設立した。米著名投資家バフェット氏が戦略投資家に。09年に同氏の投資会社バークシャー・ハサウェイの子会社が出資し、株式9%を保有している。
《亜州IR株式会社》

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