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中国:マイナー専攻が就職に有利、「葬儀科」「動物科技科」など

2016年7月21日(木) 22時15分(タイ時間)
【中国】中国の大学新卒者の就職戦線で、マイナーな学部や学科に対する企業の注目度が高まっている。その希少価値ゆえに内定率が高く、給与水準も平均を上回っているという。中国新聞網が19日付で伝えた。

 中でも「ダークホース」とされる学科が「葬儀科」だ。1995年に設立された長沙民生職業技術学院(湖南省)では今年、同学科の卒業生が200人余りに達した。高齢化社会の到来とともに、葬儀社などからの求人が殺到している。1人当たり平均で3~4社の内定を得ているという。

 河南科技学院が開設する「動物科技科」も人気だ。飼料大手の北京偉嘉集団やタイCPグループなどから求人があり、学生の内定率は93%にも達している。

 こうした学科の卒業生に対しては、給与面の待遇も手厚い。統計によると、中国の新卒者の初任給は2015年に平均3726人民元(約6万円)だったが、これらの学科では、住居費などが会社負担の上、最低でも4000人民元以上の月給を得られるという。

 こうした最近の就職事情について専門家は、「人気のある専攻は学生数も多いため、一般に競争が激しい。“専攻の人気の高さ”イコール“就職率の高さ”とは限らない」と指摘している。
《亜州IR株式会社》

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