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タイ軍政、不敬罪容疑で英ジャーナリストのタイ人妻拘束

2016年7月22日(金) 17時39分(タイ時間)
【タイ】タイ警察は22日朝、英国人ジャーナリスト、アンドリュー・マーシャルさん(45)の妻でタイ人のノパワン・バンルーシンさん(38)のバンコク郊外の自宅を捜索し、ノパワンさんのパソコン、パスポートなどを押収し、ノパワンさんと3歳の息子を連行した。

 ノパワンさんはバンコクの警察本部で約4時間に及ぶ取り調べを受けた後、釈放された。

 タイ軍事政権は、マーシャルさんが数日前にインターネットの交流サイト、フェイスブックに掲載した写真が、タイ国王夫妻と皇太子に対する批判を禁じた不敬罪に抵触する可能性があるとして、ノパワンさんをこう留したとみられる。

 マーシャルさんは元ロイター通信記者。2014年にタイに関する書籍を出版したが、不敬罪に抵触する恐れがあるとして、タイでは販売禁止となっている。マーシャルさんはこの本の出版前から、不敬罪による逮捕を避けるため、タイに入国していない。

 不敬罪は有罪の場合、1件につき最長15年の禁錮刑が科される。2014年のクーデター発足したタイ軍政は不敬罪による取り締まりを強化し、民選政権下で問題とされなかったケースも遡って摘発。軍法会議による短期間の裁判で数カ月から数十年に及ぶ禁錮刑を次々に下し、国連や欧米諸国から強い批判を浴びている。昨年12月には、フェイスブックに投稿された国王の愛犬の合成写真に「いいね!」ボタンを押した男性が不敬罪で逮捕された。
《newsclip》

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