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中国:世界最大の水陸両用機「AG600」完成、南シナ海全域で任務可能

2016年7月26日(火) 12時37分(タイ時間)
【中国】中国が自主開発した世界最大の水陸両用機「AG600」が23日、広東省珠江市の工場で完成した。

 森林火災の消火活動や水難救助などに活用される。必要な改造を施せば、資源探査や、島嶼への物資補給、海洋巡視などの任務投入も可能。年内の初飛行を目指している。現時点で累計17機の購入意向契約が結ばれたという。中国政府系メディアが24日付で伝えた。

 「AG600」プロジェクトは2009年9月に立ち上げられ、中国航空工業集団が開発を推進。国産大型輸送機「運20」、国産ジェット旅客機「C919」に続く航空機分野での新たな前進とされる。

 上半分は航空機、下半分は船体という構造で、全長37メートル、翼幅38.8メートル。機体頭部はボーイング社の「ボーイング737」に相当する大きさだ。陸上と水面の両方から離着陸でき、最大時速は500キロ、最長飛行距離は4500キロ。最長12時間の連続航行が可能となる。これは、海南省三亜から飛行し、南シナ海全域で各種の任務を遂行できる能力を備えることを意味するという。

 水難救助では、水面近くを飛ぶ低空での捜索のほか、2メートルの高波がある状況下でも着水し、一度に50人を救助できるとされる。
《亜州IR株式会社》

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