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クラレ、住商とPTT、タイで樹脂材料製造

2016年9月13日(火) 15時54分(タイ時間)
合意書調印式の画像
合意書調印式
写真提供、住友商事
【タイ】クラレは13日、タイでブタジエン誘導品の合弁製造事業に関する詳細検討を進めることで、住友商事、タイ国営化学大手PTTグローバル・ケミカル(PTTGC)と合意したと発表した。生産設備の基本設計、出資比率などをまとめ、2017年後半に最終判断を下す。

 タイ東部ラヨン県のへマラート・イースタン工業団地にプラントを建設し、2020年に稼働する計画。年産能力は高耐熱性ポリアミド樹脂PA9T1万3000トン、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーHSBC1万6000トン。主な原料であるブタジエンは同工業団地内のPTTGC工場から供給を受ける。

 クラレはまた、ブタジエン誘導品の製造拠点と同じ敷地内に、単独でイソブチレン誘導品MPDの生産設備を設ける。年産能力5000トンで、主な原料となるイソブチレンはPTTGCから供給を受ける。

 高耐熱性ポリアミド樹脂PA9Tはポリアミド系スーパーエンジニアリング・プラスチックで、低吸水性、高耐熱性、高耐薬品性、寸法精度に優れた特長があり、電気電子部品や自動車部品に用途が広がっている。

 水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーHSBCは広い温度範囲でゴムのような弾性を示す一方、加熱することでプラスチックのように形成できる素材。耐熱性、耐候性、耐薬品性に優れ、高い電気絶縁性を持つ。配合を変えることで、自動車部品、電器部品、日用品や医療器具など幅広い用途がある。

 クラレは、PTTグループから原料、付帯設備の供給を受け、自社の製造技術、販売マーケティングノウハウと住友商事のマーケティングチャネルを組み合わせることで、競争力のある事業が期待できるとしている。
《newsclip》

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