駅の整列乗車、車線を譲るドライバー、きれいな空港……。日本人が当たり前に思っている“日本人らしいグッドマナー”を再認識し、国内外に発信していく「Tokyo Good Manners Project」が始動。その記者発表会が9月20日、東京ステーションホテルで開催された。
同プロジェクト(TGMP)は、東京都民や東京を訪れる観光客に何気なくある“マナー”を、新しいアプローチで向上させ、東京をより魅力的な都市にすることを目標に、国内外へ情報を発信。また、新たな“東京マナー”の創出など、さまざまなアクションを起こしていく。
発信の舞台は、「東京」そのもの。東京全体を『TOKYO GOOD MUSEUM』と位置づけ、かたちのない美術館を舞台に、東京のグッドマナーや、それを構成する人・モノ・コトを「作品」とし収蔵。さらに可視化させ、世界へ発信していく。
今回の発足記者発表会では、日本空港テクノに所属する羽田空港清掃スタッフ・新津春子氏が登壇。「世界で最も清潔な空港(The World's Cleanest Airports)」に過去3回選ばれた羽田空港への想いを語った。
「羽田空港がどんどんきれいになっていくのは、『世界で最も清潔な空港』に選ばれて、清掃スタッフの“考え方”がひとつになった結果。清掃という仕事に加え、プラスアルファ、何かできることはないかと、みんな常に考えている」
「作業員ひとりひとりが、客のニーズにあわせて工夫していく。空港利用者の椅子の座り方ひとつにしても、その動きが国や地域によって違う。世界中からやってくる人たちそれぞれにあった清掃方法を心がけている」
「でも、きれいごとだけ並べても人は動かない。人間、どうしても、ちょっとはさぼりたいって必ず思うもの。だから、自分の仕事場である羽田空港を、自分の家だと思えば、できるかぎりおもてなししなきゃって思うはず。自分も新入社員も、その想いを共有している」
この Tokyo Good Manners Project のパートナーは、9月20日現在、朝日新聞社、WILLER EXPRESS JAPAN、産経新聞社、シブヤ大学、自由大学、タイムアウト東京、東京新聞、日本空港ビルデング、日本経済新聞社、日本航空、日本たばこ産業、日本橋街大学、日本旅行業協会、毎日新聞社、丸の内朝大学、三菱地所、読売新聞社の、17の企業・団体などで構成されている。
東京マナーを再認識、国内外へ発信…Tokyo Good Manners Project 始動
2016年9月20日(火) 15時51分(タイ時間)
《大野雅人@レスポンス》
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