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10月下旬にカーボム? バンコク首都圏でテロ警戒

2016年10月11日(火) 11時02分(タイ時間)
【タイ】タイ警察のシーワラー副長官は10日、タイ深南部のマレー系イスラム武装勢力が10月下旬にバンコク首都圏で自動車を使った爆弾テロを計画しているという情報をつかみ、ショッピングセンター、駐車場、観光地などで警戒を強めていることを明らかにした。

 計画に外国人が加わっている可能性にも言及した。

 翌11日、プーケット県、クラビ県、スラタニ県、パンガー県など中南部7県を管轄するタイ警察第8管区のテーサー司令官は、管区内でテロ情報があり、空港、港、観光地などで警戒を強化していることを認めた。

 タイでは8月11日からシリキット王妃の誕生日である翌12日にかけて、中部のフアヒン、南部のプーケット島といった観光地や、南部トラン市、スラタニ市などで相次いで爆弾が爆発し、4人が死亡、英国人、オランダ人など外国人を含む37人がけがをした。また、南部ナコンシータマラート市のショッピングセンター、パンガー市の市場などが放火された。タイ警察はこの事件で、9月末までに、いずれもマレー系のイスラム教徒とみられるタイ人の男9人の逮捕状をとった。

 マレーシアと国境を接するタイ深南部(ナラティワート県、ヤラー県、パタニー県の3県とソンクラー県の一部)は住民の大半がマレー語方言を話すイスラム教徒で、一部がタイからの分離独立を掲げて過激化し、タイ当局との武装抗争を続けている。2004年以降、1万5000件を超えるテロが発生し、6500人以上が死亡した。ただし、テロのほとんどは深南部に限定されていた。現軍事政権を含む歴代のタイ政府はマレーシアなどで武装勢力との交渉を続けてきたが、深南部に自治権を与えるなどの譲歩をせず、進展はみられない。
《newsclip》

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