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タイ首相夫妻ら、国王回復祈り記帳

2016年10月12日(水) 10時05分(タイ時間)
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写真提供、タイ首相府
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【タイ】タイ軍事政権のプラユット首相夫妻と閣僚、軍・警察の高官は11日、バンコク都内の王宮で、プミポン国王(88)の健康回復を祈り、記帳を行った。

 プラユット首相夫妻は国王の誕生日の色である黄色、閣僚は黄色か国王の健康を祈る色であるピンクのタイの伝統衣装を着用。軍・警察の高官は制服で記帳に臨んだ。

 プミポン国王は2009年からバンコク都内のタイ国立シリラート病院に入退院を繰り返している。今回は2015年5月から入院し、腎機能低下、肺炎、水頭症、心筋の異常などで治療を受けた。タイ宮内庁は今月9日、国王の健康状態が不安定だと発表し、国内に動揺が広がっている。


〈プミポン・アドゥンヤデート国王〉
 1927年、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。祖父はタイの現王朝の中興の祖である5代目チュラロンコン大王、父はチュラロンコン大王の数多い息子の1人だったマヒドン皇太子、母は中国系の一般女性。
 タイの絶対王政を廃した1932年の立憲革命とその後の第2次世界大戦の影響で、1934年から1952年まで主にスイスに滞在し、同国のローザンヌ大学で政治学、法学などを学んだ。スイスで共に暮らした兄が8代目の王に即位した直後に変死したため、1946年に9代目の王に即位。1950年にタイで戴冠式を行った。
 タイへの本帰国後、全国で多数の農業プロジェクトを手がけ、遠隔地の視察、低農薬農業や代替燃料の開発などに取り組んだ。「微笑みの国」と呼ばれるタイの国王でありながら、公の場ではほとんど笑顔を見せず、峻厳なイメージがある。一方、社会的弱者の救済に熱心とされ、国民からは「ポー(お父さん)」と呼ばれ、国父として深く敬愛されている。
 1950年に結婚した王族のシリキット王妃との間に、ワチラロンコン皇太子、ウボンラット王女、シリントン王女、ジュラポン王女の1男3女。
《newsclip》

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