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【安全の舞台裏 JAL】整備士が現場で感じた「同じ不具合にはあまり出会わない」

2016年11月25日(金) 13時17分(タイ時間)
JAL整備士の画像
JAL整備士
〈撮影 高木啓〉 
JAL整備士の画像
JAL整備士
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
中村整備士(向かって右)と金谷整備士の画像
中村整備士(向かって右)と金谷整備士
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
中村整備士(向かって右)と金谷整備士の画像
中村整備士(向かって右)と金谷整備士
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
中村整備士(向かって右)と金谷整備士の画像
中村整備士(向かって右)と金谷整備士
〈撮影 高木啓〉 
ボーイング737の画像
ボーイング737
《写真提供 JAL》 
航空機を安全に空へ送り出す仕事、整備士。東京・羽田空港で活躍する、20代・50代の日本航空(JAL)整備士。ベテランと若手の2人が、整備士の仕事、新人時代の思い出について語ってくれた。

福岡出身、51歳の中村勝美整備士は、成田職業訓練校を卒業しJALの整備士に。キャリア29年。現在は主に国際線のボーイング「787」、「777」、「767」を担当。29歳の金谷達朗整備士は、成田航空専門学校を卒業しJALの整備士に。キャリア7年。現在は主に国内線の「737」を担当している。


◆整備士として現場に入ったばかりのころ

中村整備士:私の時代は入社後の3か月研修で、機体整備を集中的に訓練する。その後1~2か月ほどは、フライトコントロール、ランディングギア、電装、構造検査と、各セクションの職場を次々とまわっていく。それぞれ10日ほどかけてだろうか。そのあと、自身の希望する職種カテゴリが聞かれて……。私は、ACSという当時の「システム」と呼ばれる部門に配属が決まった。

金谷整備士:私は「運航整備」への配属が決まっていた。現場では主に、運航整備と機体点検整備の2つがある。運航整備は、空港に到着した機体が出発するまでの整備を担当する仕事。機体点検整備は、格納庫で1か月ほどかけて点検・整備する、自動車でいうと“車検”のような扱い。そのころまでは、新人は機体点検整備に配属と決まっていたが、入社当時に新人を運航整備に配属させようという動きがあった。

◆同じ不具合にはあまり出会わない

JALグループの運航整備を担う整備士たちは、空港に到着した機体に近づき、次のフライトに備えた飛行前点検に着手。パイロットや客室乗務員からの報告を受け、飛行中の不具合があれば、修復作業にとりかかる。

飛行前点検では、前のフライト状況を確認し、機体全体の外観を点検。機体に凹み、傷などがないか、燃料の漏れがないか、タイヤやブレーキの摩耗具合など、設定された数々の点検項目をチェックしていく。

金谷整備士は「スポットに駐機している機体をチェックする時間は、だいたい40~50分しかない。その間に、安全確認、客室の不具合などをメインに確実に、スピーディに確認していく。次のフライトを定刻から遅らせるわけにもいかないので。そして、『これは経験したことがある』という同じ不具合にはあまり出会わない」とも話していた。
《大野雅人@レスポンス》


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