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〈タイ企業インタビュー〉 PCD、超硬切削工具、再研、 各種砥石、電着類 FUJISEIKO (THAILAND) CO., LTD.

2016年12月22日(木) 22時11分(タイ時間)
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高木 明宏 氏 President & CEO

タイからASEAN全域へ、日本スタンダードの世界同一品質

全てがオーダーメイド、タイ唯一の技術

――御社概要をお聞かせください

 弊社は1990年、各種砥(と)石・焼結体工具メーカーのFSK(本社:愛知県)、切削工具・ホルダーメーカーの富士精工(C-Max、本社:愛知県)、豊田通商、豊田通商タイの4社合弁によって設立されました。バイト、リーマ、ドリルなどの切削工具の再研磨業務から始まっています。

 タイでは当時、切削工具を再研磨する業者がほとんどなく、高価でありながらも使い捨ての状態が続いていました。弊社はそのような市場の中、多くの日系企業の要望にお応えするべく、タイ現法の設立となりました。昨年2015年は、資本構成を組み直して富士精工の出資比率をそれまでの30%から51%まで引き上げて筆頭株主とし、社名を現在のFUJISEIKO (THAILAND) CO., LTD. と改名しています。

――タイ各地に拠点を展開されているようですが?

 現在、中部アユタヤ県ハイテク工業団地、東部チョンブリ県アマタナコン工業団地、同ヘマラート・イースタン・シーボード工業団地に拠点を構えます。昨年9月に開設したイースタン・シーボード事務所は南方面での新規開拓を狙ったもので、日本人数名が常勤、新規開拓チームとして活動しています。

 国外にも目を向けており、ベトナムやインドを中心にアジア諸国にて自動車関連産業にとらわれない幅広い業界と分野で、新規市場・新規取引先の開拓に乗り出しています。将来的には各地に現地事務所を開設、「ASEANのFUJISEIKO THIALAND」を目指していきます。

――現在の御社製品・事業についてお聞かせください

 主に切削ツール、電着の生産、砥石、ホルダー、インサートの製造販売です。当社の扱う商品はオーダーメイド品。ユーザー様の加工設備が常にベストの能力を引き出せるよう、それぞれのニーズに合わせて一点一様で図面を作成、商品化しています。

 PCD、超硬ドリル、リーマ、カッター、電着砥石なども自社生産です。特殊超硬(PCD)工具はニッチな業種ながら日本一の技術を誇ります。寿命は超硬の約10倍以上、タイでは弊社が唯一その技術を持ち合わせています。例えば「オールインワンの工具による一発加工でサイクルタイム50%以上削減」など、どこにも真似ができない日本で長年培ってきたノウハウを活かし、タイでも同一品質を再現しています。

ビフォアサービス&アフターサービス

――「タイでは御社のみ」という評価をよく耳にします

 例えば、「ドリル加工1、ドリル加工2、リーマ仕上げ」という3工程は通常3本の加工を必要としますが、当社では一本で加工できる特殊ドリルリーマをご提案しています。日本でも難しい「4μ(マイクロ)以下の研磨技術」や「0.4RZの面粗さ」なども日本スタンダードの世界同一品質です。

 ほか、やはりタイ唯一で日本でも希少技術の「水素フリー超薄DLC(ダイヤモンド・ライクド・カーボン)コーティング」による低摩耗高速加工を実現した長寿命ドリルの製造、ドイツのワルター製全自動測定器導入によってヒューマンエラーをなくしNC加工機と測定設備のネットワークでシンクロ管理する技術などもご提案しています。

――製品販売にあたっての特徴といったものは?

 「売って終わりではない。肝心なのはアフターサービス」とよくいわれますが、当社はアフターサービスにとどまらない「ビフォアサービス」、すなわち受注時の仕様の打ち合わせや技術提案にも注力しています。ニーズに合わせた製品をお届けしなければアフターサービスは成り立たず、そのニーズを把握するには仕様のみならず技術の提案が必須となってきます。

 そして納入後のメンテナンスやトラブルシューティングといったアフターサービスとなるわけです。より良い製品とサービスをお届けするために、万全なフォロー体制を整えています。

――昨今の不況が気になるところですが?

 各ユーザー様は数年前まで「年次計画」に沿って生産、余剰は在庫としてきました。現在は多くが「受注分のみ」を生産するようになってきたため、当社も先の状況が読みにくくなっています。おそらく来年前半までは、現状が続くと予想されます。

 来年のGDP成長率は「タイ商業・工業・金融合同常任委員会」の発表によると3.5~4.0%増で、今年を上回ると期待されます。内需・輸出とも持ち直し、来年後半からは各ユーザー様の生産状況も改善してくるのではないでしょうか。今から受注体制を強化しているところです。

――事業拡張など今後について

 設備としては、増産に向けた新工場を計画しています。営業面では長年「アユタヤ地区」と「アマタナコン地区」という2つの拠点で活動を行ってきましたが、現在は「イースタン・シーボード地区」「304工業団地」「周辺国(ベトナム・インド)」にも力を入れ、ユーザー様の近くでタイムリーなサポートを行えるよう、組織を編成しています。予算計画も地区ごとに細分化することで、注力するべき地区に営業マンを配置することが可能となりました。投資としては、増産に向けた新工場も計画しています。

 売り上げはそれぞれ2015年1―9月の累計で、工場製品が前年度比22.5%増、転売品が同2.7%減。合計同4.5%増です。

――ありがとうございました

住所:101 Moo 1, Hi-Tech Industrial Estate, Asian Highway, K.M.59-60 Rd., Banlen, Bang Pa In, Ayutthaya 13160
電話:035-350-766~8(タイ語、日本語アナウンスあり) 081-948-8045, a_takaki@fskt.co.th(高木)
営業担当:098-287-4403, k_fujiwara@fskt.co.th(カッティングツール、ホルダー類:藤原) 098-272-8816, k_kitagawa@fskt.co.th(砥石、電着類:北川)
ウェブサイト:http://www.c-max.co.jp/
《newsclip》