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もうすぐ正月、家族での帰省に タイから日本への出張にも NTTドコモのWiFiルーターを家族で利用

2016年12月23日(金) 12時24分(タイ時間)
比叡山延暦寺。山間でも安定した接続。の画像
比叡山延暦寺。山間でも安定した接続。
西は広島まで移動。の画像
西は広島まで移動。
地震前日の松島海岸。の画像
地震前日の松島海岸。
同時に使用したSIMカードは問題続出……

 ニュースクリップで何度か紹介しているNTTドコモのWi-Fiルーター。今回も11月の法事に合わせた家族4人の帰省で、「PREMIUM 4G」をお借りした。1週間のうち1―2日は家族と別行動となるため、自分の端末のみタイの携帯会社のローミングパッケージを購入したが、肝心なときに全く利用不可となり、改めてWi-Fiルーターの使いやすさを実感した。

SIMカードでは敵わない10人まで接続可の「下り最大225Mbps、上り最大50 Mbps」

 PREMIUM 4Gは、バンコクではセントラル・ワールドに入居する伊勢丹デパート4階にあるカウンターで受け取りが可能だ。タッチパネルで、大きさも使い勝手もスマホ感覚。電源の入り切りはON/OFFボタンを2秒ほど長押しするだけ。タッチパネルとはいえ、タップするのは電源を切るときの「OFFにします」のときだけ。起動時はそれさえない。最初の接続時のみ、端末側でセキュリティキー(パスワード)の入力が必要となる。

 使い方はそれだけ。行動を共にする最多10人が同時にアクセスできる。下り最大225Mbps、上り最大50 Mbps。最近タイでは安さだけを売りにしたSIMカードが出回っているが、10人はともかく家族4人だとしてもどちらがお得かは一目りょう然だ。

 滑り出そうで少々不安だが、ポケットに放り込んでおけるので、持ち運びは苦にならない。カバンの中にしっかりしまっておけば安心なのだろが、しまい込んでおくと電波を拾いにくくなるのでは、と要らぬ心配が頭をもたげる。もちろんそんなことはなく、ホテルで部屋が別々になっても電波はしっかり届く。

SIMカードを差し替えるとSNSが使えなくなる

 前回も取り上げたことではあるが、SIMカードを交換すると電話番号にリンクしているSNSが使えなくなる。そのようなトラブルを里帰りした日本人が何人も経験している。今回、同行の子どもが端末を水に落とし、乾くまで丸1日使えなくなった日があった。予備の端末の電話番号でSNSを設定し直そうとしていたが、やはりうまくいかなかった。というよりタイの電話番号に戻すときのトラブルが心配だったようだ。

 ダブルSIMの端末であれば差し替えの必要はないが、日本でつながるのは新しいSIMカードの番号なので、SNSの設定変更は免れない。そもそもタイで仕事をしていると、相手が日本人だと電話、タイ人だとSNSといった連絡方法が多い。理屈としては、SIMカードを差し替えた時点でタイにいる日本人のお客さんは急な連絡が取れなくなってしまう。しっかりした企業ならコンプライアンスの問題が出てくる。

ローミングより安定した接続

 今回も家族で1週間、日本国内を転々とした。タイの携帯番号もローミングしていたので、Wi-Fiルーターと比較しやすかった。新幹線がトンネルに入ったとき、山間部を走っているときなどは特に、ローミングの方は電波を拾いにくくなる。ドコモの場合、どんな地方でも安定した接続というのがありがたい。ちなみにローミングの場合、電波状況によって複数の電話会社に自動的に切り替わる料金高めのパッケージを購入しておかないと、地方でつながらなくなるトラブルが多々起きる。

 Wi-Fiルーターは便利な分だけ使い過ぎてしまう。特に同行の家族は、SNSを使って画像をやり取りしたり、(タイにいるときと同じように)時間さえあれば動画を觀たり、という使い方をする。バッテリーが非常によく持つため、自宅や勤め先でインターネットを使っているような感覚に陥る。一方の端末は半日でバッテリーが上がってしまい、常に充電しながら使っているので、Wi-Fiルーターより取り扱いが面倒になる。

 使い過ぎるので、契約条件によってはあっという間に重量が上限に達して制限がかかってしまう、ということもありうるので気を付けたい。そういう我々も3―4日目で上限に達してしまったが、バンコク側で使用状況を把握してもらっており、迅速に設定を変更していただいた。

また、別行動する人は当然、Wi-Fiルーターの圏外に出てしまう。その場合は無駄な期間は発生してしまうが、別途ローミングパッケージを購入しておきたい。

地震の日にローミングのインターネット接続が途切れる

 家族で日本国内を点々とし、最終日は仙台市内に滞在していた。ちょうど北関東から東北にかけて地震と津波が起きた日だった。日本時間で朝8時過ぎ辺りから「大丈夫か?」というSNSのメッセージやSMSが何通も舞い込んできたが、この日突然、自分の端末のローミングが途絶えてインターネット接続不可、電話のみ使用可になってしまった。朝方は家族と一緒だったためWi-Fiルーターを使えたが、午後からは別行動だったため、ローミングしていない家族と連絡が付かない時間が生じた。

 そもそもタイで購入するローミングのパッケージは、「5日間」といった携帯電話会社によって日数が定められている。1週間使いたい場合は、「5日間+日割り2日」といった感じだ。今回もそのような設定でパッケージを購入したわけだが、地震と津波が起きた日は「日割り」の設定で、なぜか使えなくなってしまった。ローミング自体が悪いということではないだろうが、個人的にはSIMカードの差し替えも不安、ローミングも不安であり、次回も使いたいと思うのはおのずとWi-Fiルーターとなってくる。

●下り最大225Mbps ●上り最大50 Mbps ●連続通信時間18時間 ●連続待機時間2200時間
●申し込み:http://newsclip.sp-newsclip.be/order.pdf
 (該当機種はニュースクリップ読者優先、「ニュースクリップを見た」と要記述)
《newsclip》

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