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11室の動くホテル、東京~大阪 夜行便1泊2万円 そのホスピタリティ

2017年1月11日(水) 23時19分(タイ時間)
ドリームスリーバー東京大阪号の客室、テーブルを出した状態の画像
ドリームスリーバー東京大阪号の客室、テーブルを出した状態
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
関東バスが保有する「ドリームスリーバー東京大阪号」の画像
関東バスが保有する「ドリームスリーバー東京大阪号」
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
ドリームスリーバー東京大阪号の運転席の画像
ドリームスリーバー東京大阪号の運転席
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
ドリームスリーバー東京大阪号のシート調整スイッチ類の画像
ドリームスリーバー東京大阪号のシート調整スイッチ類
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
ドリームスリーバー東京大阪号の客室の画像
ドリームスリーバー東京大阪号の客室
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
ドリームスリーバー東京大阪号の客室の画像
ドリームスリーバー東京大阪号の客室
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
ドリームスリーバー東京大阪号の温水洗浄機能付きトイレの画像
ドリームスリーバー東京大阪号の温水洗浄機能付きトイレ
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
ドリームスリーバー東京大阪号の独立型パウダールームの画像
ドリームスリーバー東京大阪号の独立型パウダールーム
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
ドリームスリーバー東京大阪号の通路の画像
ドリームスリーバー東京大阪号の通路
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
ドリームスリーバー東京大阪号のトイレ入口の画像
ドリームスリーバー東京大阪号のトイレ入口
《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 
キービジュアルの画像
キービジュアル
(両備ホールディングス/関東バス)
ゼログラシートの画像
ゼログラシート
(両備ホールディングス/関東バス)
テーブルの画像
テーブル
(両備ホールディングス/関東バス)
トイレの画像
トイレ
(両備ホールディングス/関東バス)
パウダールームの画像
パウダールーム
(両備ホールディングス/関東バス)
パウダールームの画像
パウダールーム
(両備ホールディングス/関東バス)
フットライトの画像
フットライト
(両備ホールディングス/関東バス)
ルームナンバーの画像
ルームナンバー
(両備ホールディングス/関東バス)
関東バスが保有する「ドリームスリーバー東京大阪号」の画像
関東バスが保有する「ドリームスリーバー東京大阪号」
(両備ホールディングス/関東バス)
室内照明の画像
室内照明
(両備ホールディングス/関東バス)
天井照明の画像
天井照明
(両備ホールディングス/関東バス)
電動操作の画像
電動操作
(両備ホールディングス/関東バス)
客室ドアが閉まった状態の画像
客室ドアが閉まった状態
(両備ホールディングス/関東バス)
客室ドアが開いた状態の画像
客室ドアが開いた状態
(両備ホールディングス/関東バス)
東京と大阪を結ぶハイウェイバスに、次世代型「動くホテル」が1月18日から走り出す。料金やダイヤ、予約方法などの紹介は公式ページに任せて、ここでは「乗ったつもり」で客室空間をチェック。片道大人2万円の旅の始まりは、乗り込むさいに靴を脱ぎ、スリッパに履き替えることから(写真24枚)。

1月11日、東京・中野サンプラザに、この「ドリームスリーパー東京大阪号」のメディア発表があり、共同運行する両備ホールディングス(岡山県岡山市)と関東バス(東京都中野区)の2台の“動くホテル”なバスが並んだ。「同じクルマ」でも外観のステッカーなどに違いがある。

客室内は土足禁止。ドア前に立つ乗務員にうながされ、専用の黒いスリッパに乗降口ではきかえて乗車する(車両や乗務員、施工主などのプロフィールについては別記)。

運転席まわりを見ながら車内へ。前面ガラスにはGPSや複数のカメラ(MDAS-III/運転注意力モニター、LDWS/車線逸脱警報装置など)が付く。「AMB(衝突被害軽減ブレーキ)などの安全装備は関東バス・両備バスの2車(社)とも共通で備えている」という。変速機は6速マニュアル。ベース車両の三菱ふそうトラック・バス『エアロクィーン』とかわらない。

客室へ。3センチはある分厚いドアを引くと、重厚なシートやアメニティ、シート調整スイッチ(全電動)、プラズマクラスター、ウッド系化粧板などが目に飛び込んでくる。スイッチ類は、ホテルのベッド枕元にあるアルミ製の質感に近い。

シート自体は、従来の中国バス「DREAM SLEEPER」で実績のあるタイプ。このクルマは、「バス通が乗ってほしい!と思う夜行バスランキング」で1位のシートを、完全個室版に11席設けたかたち。昭和西川が開発したムアツクッションに横たえて、リクライニングさせる。フルフラットにはならないが、寝返りが多い人でも窮屈は感じないだろう。

完全個室だから、カーテン全開もできる。隣の人を気にして、顔半分ほどカーテンを開けて外の風景を見る、といった心配もいらない。テーブルを広げてノートパソコンやタブレットを出し、コンセントで充電しながらキーボードをカタカタ、もできる。接続時間無制限の無料Wi-Fiも飛んでいるので、メールもネット調べも片付けられる。USBもひと口あり、スマホの充電などにも使える。

そろそろトイレへ。運転席側の列の中央付近に設置されたトイレへ、階段を下りて向かう。温水洗浄機能がついたトイレで、ひと休み。手洗いはその場でもできるが、顔や手を洗いたい場合は、バス最後部へ。新幹線の洗面台ほどのスペースに、独立型パウダールームが設置されている。

そもそも両備がなぜ、東京・大阪~岡山などではなく、東京~大阪に狙いをつけたか。両備ホールディングス取締役・常務執行役員の山木慶子氏は、「マーケットとターゲットに集中した結果。着想から実現まで2年をかけた。両備グループの中国バスDREAM SLEEPERが平均乗車率8割。このバスは8~9割をとりたい」と教えてくれた。11日のメディア公開は、昼過ぎから一般客への車内公開が実施され、現場をあとにするころには長蛇の列ができていた。2万円の動くホテル、18日から。
《大野雅人@レスポンス》