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バンコクの鉄道空港線、保線に問題? 元副都知事が脱線の危険指摘

2017年1月18日(水) 22時53分(タイ時間)
【タイ】バンコク都内と郊外のスワンナプーム空港を結ぶ高架電車エアポートレイルリンクについて、元バンコク副都知事のサマート氏が、保線が不十分で脱線する恐れがあると指摘し、安全と主張する運営会社と対立している。

 サマート氏は16日、インターネットの交流サイト、フェイスブックに投稿し、エアポートレイルリンクの保線状況に関する内部資料から、線路のボルトが緩み修理が必要な箇所が159カ所に上り、運行が危険な状態だと主張。タイ国鉄(SRT)の子会社でエアポートレイルリンクを運営するSRTエレクトリファイドトレインの経営陣が保線の経験がない民間企業に入札を経ずに線路の修理を依頼したことが原因だとして、不正の可能性を示唆した。サマート氏は副都知事時代に交通インフラを担当した。

 SRTエレクトリファイドトレインはサマート氏の主張に対し、問題の箇所はすべて修理済みで、不正の事実はないと反論した。 

 エアポートレイルリンクは2010年8月に正式開業した。全長28キロ、全8駅で、スワンナプーム空港とバンコク都内を15―30分で結ぶ。

 開業から1年も経たない2011年3月、都内と空港をノンストップで結ぶ特急の運行が部品不足で5日間停止したほか、2012年5月にも、部品不足で一部車両が使用出来なくなった。2014年4月には、前年の5月に公募で社長に就任したピーラカン社長が経歴詐称で解任された。同年8月、車両のオーバーホールや新規導入、部品の手配、保線などに問題があることが発覚。整備のため、運行できる車両の数が減り、運行本数が減少した。

 その後も故障が相次ぎ、2016年3月には、線路上で列車が停止し、乗客が駅まで線路を歩くトラブルが起きた。また、走行区間の一部で激しい縦揺れが起きることがあり、利用者から懸念の声が上がっている。
《newsclip》

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