公的部門の清廉度　日本２０位、タイ１０１位

【アジア】国際ＮＧＯ（非政府組織）のトランスペアレンシー・インターナショナル（ＴＩ、本部ベルリン）が各国・地域の汚職の度合いを数値化した「腐敗認識指数（ＣＰＩ）」の２０１６年版で、タイはフィリピンなどと並び、調査対象の１７６カ国・地域中１０１位だった。

　腐敗とは「与えられた権限を濫用して私的利益を得ること」というＴＩの定義に基づき、各国の公務員、政治家などが賄賂などの不正行為に応じるかどうかを調べた。ＣＰＩは１００点満点で、点数が低いほど腐敗が激しい。

　最も清廉とされたのはデンマークとニュージーランドで９０点だった。以下、３位フィンランド（８９点）、４位スウェーデン（８８点）、５位スイス（８６点）、６位ノルウェー（８５点）、７位シンガポール（８４点）、８位オランダ（８３点）、９位カナダ（８２点）、１０位ドイツ、英国、ルクセンブルク（８１点）。

　主要国とアジア諸国・地域は１３位オーストラリア（７９点）、１５位香港（７７点）、１８位米国（７４点）、２０位日本（７２点）、２３位フランス（６９点）、３１位台湾（６１点）、５２位韓国（５３点）、５５位マレーシア（４９点）、６０位イタリア（４７点）、７９位中国、インド、ブラジル（４０点）、９０位インドネシア（３７点）、１０１位フィリピン、タイ（３５点）、１１３位ベトナム（３３点）、１２３位ラオス（３０点）、１３１位ロシア（２９点）、１３６位ミャンマー（２８点）、１４５位バングラデシュ（２６点）、１５６位カンボジア（２１点）、１７４位北朝鮮（１２点）。

《newsclip》

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