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中外製薬などの抗デングウイルス抗体開発、助成金5・3億円支給

2017年4月3日(月) 00時02分(タイ時間)
【シンガポール】中外製薬(東京都中央区)は3月30日、シンガポール科学技術研究庁と2015年から共同研究を行っている抗デングウイルス抗体開発プロジェクトが公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(東京都港区)の助成案件に選定されたと発表した。

 約5・3億円の助成金が支給される。

 プロジェクトはデング熱を引き起こすデングウイルスに対する新たな抗体医薬品の創製を目指すもので、シンガポール科学技術研究庁の関連機関であるシンガポール免疫学ネットワーク(SIgN)の研究者がデングウイルスの血清型に高い中和活性を示す新規ヒト抗体を見い出し、中外製薬のシンガポールの研究拠点の中外ファーマボディ・リサーチ(CPR)が中外製薬独自の抗体改変技術を応用して抗体の最適化を手がけた。

 デング熱は蚊を媒介とする熱性疾患で、熱帯および亜熱帯の都市化された地域で急速に広がっている。重症化すると、重篤で致死的なデング出血熱やデングショック症候群に進行する。世界保健機関(WHO)によると、世界で年間約3億9000万人がデングウイルスに感染し、そのうち推定50万人が重症化して入院治療を必要としているが、現在、有効なデング熱治療薬は存在しない。
《newsclip》

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