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タイ立憲革命の銘板取り換え問題、捜査要求の男性を軍が釈放

2017年4月19日(水) 19時04分(タイ時間)
【タイ】タイの絶対君主制を廃し立憲君主制に移行させた1932年の「立憲革命」を記念する真ちゅう製の円形銘板が別の銘板と取り替えられた問題で、プラユット首相は18日、銘板の行方と取り換えられた経緯を捜査するよう警察に指示したと述べた。

 首相は、銘板の取り換えは大きな問題ではなく、あおり立てるべきではないと主張。返還要求は無意味としながらも、この問題で反軍事政権の動きが活発化すること懸念し、捜査を指示したもようだ。プラウィット副首相兼国防相は同日、銘板の取り換えへの関与を否定した。

 一方、銘板の行方の捜索を求める要望書を首相に提出しようとして軍に拘束された社会活動家のシースワンさんは拘束から12時間後の18日夜、釈放された。シースワンさんはバンコク都内のタイ首相府要望苦情受付センターから都内の軍基地に連行され、「もめごとを起こさない」よう、軍高官から「協力」を求められたという。

 銘板はバンコクのロイヤルプラザ(ラマ5世騎馬像前広場)の路面にはめ込まれ、「1932年6月24日、ここで、人民党が国家の発展のために憲法を作り出した」と刻まれていた。取り替えられた銘板の文言は「サヤーム国に永遠の発展を」などで、立憲革命への言及はない。「サヤーム」はタイの以前の国名で、立憲革命後の1939年に「タイ」に変更された。

 銘板があったバンコク都ドゥシット区は、銘板の取り換えを関知せず、どの組織が取り換えたかわからないとしている。立憲革命を主導した人民党メンバーの子孫は16日、警察に銘板の捜索願いを出したが、警察高官は「銘板の持ち主ではないので受け付けられない」として、捜査を行わない考えを示していた。
《newsclip》

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