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中国市場動向…日本より強いEVニーズ、中国ならではの理由

2017年5月10日(水) 10時09分(タイ時間)
東風汽車のブースには、EV/PHEVのプロダクトカーがずらりと並ぶの画像
東風汽車のブースには、EV/PHEVのプロダクトカーがずらりと並ぶ
《撮影 佐藤耕一》
GAC『GS4 PHEV』の画像
GAC『GS4 PHEV』
《撮影 佐藤耕一》
GAC『GA35 PHEV』の画像
GAC『GA35 PHEV』
《撮影 佐藤耕一》
正道集団『H600』ハイブリッドコンセプトの画像
正道集団『H600』ハイブリッドコンセプト
《撮影 佐藤耕一》
BYDのEVコンセプト『王朝』の画像
BYDのEVコンセプト『王朝』
《撮影 佐藤耕一》
QOROS『K-EV』の画像
QOROS『K-EV』
《撮影 佐藤耕一》
取材に応えてくれたGACセールスマネージャー于博君氏の画像
取材に応えてくれたGACセールスマネージャー于博君氏
《撮影 佐藤耕一》
日本では、EVはまだ一部の特別な車種という位置づけだが、中国メーカーは、EVやPHEVをメインストリームに位置づけ、大々的にアピールをしている。上海モーターショーの中国ローカルメーカーのブースでは、一番目立つ場所に、コンセプトカーではなく、生産車のEV/PHEVがずらりと並んでいた。

中国ではPM2.5 などによる大気汚染が大きな問題になっているため、EVの人気もそれが理由なのかと思いきや、それだけではない中国ならではの事情があった。中国の大手メーカーの一角である広州汽車(GAC)のブースで、セールスマネージャーの于博君氏に話を聞いた。

「中国の大都市圏、つまり北京・上海・広州の地域では、EVだとナンバーが取りやすいので、EVが売れるという事情があります。また免税制度もあるので、買いやすくなっています」

「日本は違うと思いますが、中国市場は、政策によるコントロールが強く働きます。PM2.5のことを気にしている若い世代がEVを好むという傾向はありますが、それ以上に政策による後押しが強いです。例えばEVでは最大4万元、PHEVでは最大2万4000元の補助金もあります」

上海の街を歩いていると、市民の足として電動スクーターが大活躍していることに気付く。EVのメリット/デメリットについて、中国の消費者は理解度が高いのではないかと感じるゆえんだ。「国産のバッテリーを積んでいるEVには、航続距離が100km程度のものもありますが、あまり問題にはなっていません」とのことだ。

上海モーターショーでは、 トヨタやホンダが中国市場向けのEVの開発、生産を公表している。また政策による後押し、消費者の理解度、大気汚染の課題などの周辺状況もあり、中国市場がEVの一大市場になる未来が見えてきた。
《佐藤耕一@レスポンス》


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