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バンコクの地下鉄駅近くで爆弾発見・回収

2017年5月31日(水) 02時57分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、30日午後、バンコク都内ラチャダピセーク通りの地下鉄MRTタイランド・カルチャラル・センター駅近くの木立ちで、パイプ状の小型手製爆弾がみつかり、警察の爆発物処理班が回収した。

 警察はバンコクで相次ぐ爆弾事件との関連を調べている。

 バンコクでは4月5日、王宮前広場近くの路上のごみ箱に仕かけた小型爆弾が爆発し、バンコク都庁の清掃員2人が軽いけがをした。

 5月15日には同じく王宮前広場近くのタイ国立劇場前で爆発が起き、通行人の女性2人が軽いけがをした。現場を視察したサーニット・バンコク首都警察長官は「爆弾ではなく、パイプが破裂した事故」と断言したが、その後、爆発現場から数メートルの場所で、時限爆破装置の部品とみられるものがみつかり、小型爆弾が爆発したと判明。サーニット司令官は翌16日、事故発言は「犯人をかく乱するためだった」と釈明した。

 5月22日には戦勝記念塔近くにある軍人とその家族向けの国立病院、プラモンクットクラーオ病院の待合室で爆弾が爆発し、患者ら24人がけがをした。事件があった22日は軍事クーデターから丸3年にあたる。

 一連の犯行について、チャルームチャイ陸軍司令官は5月25日、軍事政権と対立するタクシン元首相派団体「反独裁民主戦線(UDD)」元幹部で不敬罪などで逮捕状が出ているウティポン(通称、コティ)容疑者が関与したという見方を示した。一部メディアは消息筋情報として、治安当局が、ウティポン容疑者のほか、タクシン元首相の従兄弟のチャイヤシット元陸軍司令官、タクシン元首相の妹であるインラク前首相の顧問を務めたパンロップ退役陸軍大将の関与を疑っていると報じた。3人はいずれも関与を否定した。

 タイ国外にいるとみられるウティポン容疑者はインターネットの動画投稿サイトで公開したインタビューで、警備が厳重なはずの軍の病院で爆弾事件が起きたことを指摘し、軍政の自作自演だと主張した。一方、民兵組織の設立を進めていると述べ、軍政との対立姿勢を鮮明にした。

 治安当局は今年3月、ウティポン容疑者が所有する会社のバンコク郊外の社屋を捜索し、自動小銃、てき弾(小型砲弾)発射器、手りゅう弾、銃弾5000発以上などを押収した。当局は、ウティポン容疑者が率いる組織がプラユット首相らの暗殺を計画していたと主張。資金洗浄(マネーロンダリング)取締法違反などの容疑で教祖に逮捕状が出ている新興仏教寺院タンマカーイとウティポン容疑者の組織の結びつきも示唆した。
《newsclip》

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