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ミャンマーで新しい小学1年生用教科書導入、JICAが技術協力

2017年6月1日(木) 14時49分(タイ時間)
【ミャンマー】ミャンマーで6月1日から始まった新学年度で、国際協力機構(JICA)の技術協力で開発された新しい1年生用教科書が全国の小学校に一斉に導入され、ミャンマー全土の新1年生約130万人が新しい教科書で学び始めた。

 2011年に民政移管したミャンマーでは新しい国づくりを担う人材の育成が急務となっている。JICAはミャンマーで長年にわたり、子どもの主体的な学びを促す児童中心型教育の普及を支援してきたが、授業で使用される教科書は約20年前に軍事政権下で編さんされたもので、ともすると暗記中心のスタイルに戻りがちだった。

 そこで、JICAは2014年から「初等教育カリキュラム改訂プロジェクト(通称、CREATE)」で、特にミャンマー政府が推進する教育改革の一環として、小学校の全学年(1―5年生)、全教科(ミャンマー語、英語、算数、理科、社会、体育、道徳・公民、ライフスキル、音楽、図工)の教科書の開発を支援してきた。

 JICAによると、新しい教科書はミャンマーの人々が大切にしてきた価値観を守り、多様性を尊重しながら、ひとりひとりが自分の目で確かめ、考え、伝え、協力して、自分たちの暮らしや社会を改善していけるようになること、好奇心をふくらませながら楽しく学べることを目指して作られた。教員は知識の伝達を行うだけでなく、子どもの主体的な学びを促すことが求められるため、全教科の教師用指導書を作成、配布し、全国の現職教員を対象とした研修や教員養成校向けの研修も実施した。

 CREATEでは約40人の日本の教育専門家が日本や他国での経験を生かして教科内容や効果的な指導法、教科書編集・デザイン、教員研修、アセスメントなどミャンマーの次世代を育てる教育の実現に向け、多角的な技術支援を行っている。
《newsclip》

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