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サトウキビ搾りかすからバイオエタノール、商業生産モデル構築 NEDO

2017年6月1日(木) 23時53分(タイ時間)
バイオエタノール製造プラントの画像
バイオエタノール製造プラント
写真提供、新エネルギー・産業技術総合開発機構
【タイ】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は1日、サトウキビの搾りかす(バガス)からバイオエタノールを製造する技術の有効性を実証し、技術面や採算面で実現可能な商業生産モデルを構築したと発表した。今後、タイなど東南アジア各国への普及を図る。

 NEDOのプロジェクトで月島機械とJFEエンジニアリングがタイ中部サラブリ県に建設したバイオエタノール製造プラントで2012―2016年度に実証試験を行った。プラントはバガスの処理能力が年間1300トン、バイオエタノールの生産能力が年10万リットル。総事業費は約12億円。

 製糖工場から副産物として排出される余剰バガスを原料に、酵素生産微生物によるオンサイト酵素生産技術(酵素をエタノール生産設備内で生産する技術)と同時糖化発酵技術(糖化と発酵を一つの反応槽内で行う技術)を用いてバイオエタノールを製造する技術の有効性を実証し、そこで得た知見、データから、技術面、採算面で実現可能な商業生産モデルを構築した。

 タイはサトウキビの生産量が世界トップレベルで、製糖工場ではサトウキビを搾った後に生じるバガスが大量に発生している。バガスの60―80%は工場のボイラ-燃料に使用されるが、残りは廃棄されていた。
《newsclip》

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