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パタヤにとってやはり中国人観光客は救世主? 変わりゆくタイ東部

2017年8月24日(木) 11時47分(タイ時間)
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パタヤにとってやはり中国人観光客は救世主? 変わりゆく東部
 パタヤ経済を潤す圧倒的な数の中国人観光客(団体客)。旅行業界の関係者はいろいろ批判しつつ、客足が遠のいたら遠のいたで不景気を心配し、結局は彼らを頼りにすることになる。中国人観光客は今年、およそ300万人がパタヤを訪れると予想される。圧倒的な数が戻ってくる。

 中国人観光客がパタヤに訪れるとどのような現象が起きるか? それはプラスもありマイナスもある。

<プラス現象>
〇 数年前までオフシーズンに入るたびに町の雰囲気が殺伐としたものだが、中国人観光客の訪問によって(雰囲気の良し悪しは別として)ハイシーズン同様の活気を維持する。
〇 団体客が多いため、まとまった来場者が見込める観光スポットのインフラ整備が進む。
〇 大人数をさばかなくてはならないため、観光産業全体でタイ人雇用が促進される。
〇 団体利用のため飲食店のテーブル回転率が良くなり、素材品質も向上、安定提供されるようになる。
〇 フルーツの需要も急増し、安定供給で比較的安く食べられるようになる。
〇 中国人観光客が提供する活気に促され、ターゲットを異にするエンターテイメント施設も新しくオープンするようになる。
〇 マナーの良いとされる(?)日本人が中国人観光客を専門とする施設や店舗を訪れると、「静か」「清潔」「チップをはずむ」などの理由で歓迎される?
〇 警察も忙しくなって町をまじめに取り締まってくれる?

<マイナス現象>
〇 中国人観光客を運ぶ大型バスの増加で、町中は早朝深夜を除いて終日渋滞。
〇 富裕層にランク分けされる欧米人旅行者が大騒ぎの団体を嫌ってパタヤから遠ざかる。
〇 高級レストランや付加価値の高いビジネスが軒並み減少する。

 以上はステレオタイプにも聞こえるが、中国系が多いタイ人が中国人を民族的に差別することはなく、事実を見極めた評価であるといえよう。むしろ日本人が(多少なりとも)色眼鏡で見るため良いイメージを持ちにくく、それがそのままパタヤの評価につながってしまっているように思われる。全体的に考えれば、パタヤは彼らに相当助けられているといえるのではないだろうか。

 この景気を利用し、町中のインフラ整備がより一層進めば、プーケット島やサムイ島に奪われた「タイのリゾート地」としての地位をばん回できる日が来るのではないだろうか。

Panorama International Marketing Co., Ltd. 筧 由希夫
《newsclip》

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