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タイ格安航空ノックエア、創業株主の社長辞任

2017年9月18日(月) 00時20分(タイ時間)
パティー・サラシン氏の画像
パティー・サラシン氏
【タイ】タイの格安航空ノックエアは14日、パティー・サラシン最高経営責任者(CEO)が同日付で辞任し、副会長に就任したと発表した。後任のCEOにはピヤ・ヨードマニ副CEOが昇格する。

 パティー氏はタイ王室に近い名門サラシン家出身。ノックエアの創業株主で、会社発足当初からCEOを務めてきた。現在もノックエア株1・3%を保有する。

 ノックエアは2004年、マレーシアの格安航空大手エアアジアのタイ進出に対抗するため、タイ政府系資本とタイ王室系資本が中心となり設立された。当初はタイ航空の格安部門と目されたが、パティーCEOが独自経営を行い、タイ航空とはぎくしゃくした関係が続いている。2013年にタイ証券取引所(SET)に上場し、パティーCEOらは多額の上場益を得た。

 エアアジアなどとの競争激化で、過去3年は赤字。2016年はパイロットの集団退職で運休が相次ぐなど経営が混乱し、28億バーツの最終赤字を計上した。

 今年5月に実施した株主割当増資では、筆頭株主だったタイ航空が増資に応じず、出資比率が39・2%から21・6%に低下。タイ自動車部品大手サミット・グループのオーナー、ジュラーンクーン一家の出資比率が28・9%に上昇し、筆頭株主になった。
《newsclip》


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