文部科学省は9月27日、7か国の教育状況を統計データで示した「諸外国の教育統計」平成29年(2017年)版を公表した。高等教育在学者の人口千人あたりの人数は、韓国が63.8人ともっとも高く、日本は23.4人と中国についで2番目に低いことが明らかになった。
諸外国の教育統計は、「教育指標の国際比較」の後継資料として、日本、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国の教育状況を統計データによって示したもの。
◆私立学校の割合
私立学校の割合について、幼稚園や保育所などの就学前教育では、「日本」73.9%、「アメリカ」30.8%、「イギリス」(初等中等学校も含む)6.0%、「フランス」12.3%、「ドイツ」65.2%、「中国」52.5%、「韓国」79.2%。日本は韓国についで多い。
小学校では、「日本」1.2%、「アメリカ」10.4%、「イギリス」(就学前教育も含む)6.0%、「フランス」14.1%、「ドイツ」3.4%、「中国」7.1%、「韓国」1.5%。中学校が「日本」7.2%、「アメリカ」8.1%、「イギリス」(就学前教育も含む)6.0%、「フランス」21.5%、「ドイツ」9.7%、「中国」11.1%、「韓国」17.5%。私立小・中学校の割合は日本がもっとも低い。
大学や大学院、短期大学などの高等教育では、「日本」74.5%、「アメリカ」27.6%、「イギリス」0.1%未満、「ドイツ」6.7%、「中国」23.0%、「韓国」80.3%。日本は韓国についで2番目に高い。なお、フランスの「私立大学」は学位授与権が認められていない。
◆高等教育在学者、最多は韓国
高等教育在学者の人口千人あたりの人数は、「日本」(2016年の大学・短大等在学者)が23.4人、「アメリカ」(2013年のフルタイム在学者)が39.8人、「イギリス」(2014年のフルタイム在学者)が27.7人、「フランス」(2014年)が37.3人、「ドイツ」(2014年)が33.2人、中国(2014年の全日制高等教育機関在学者)が20.0人、韓国(2015年の大学・専門大学等在学者)が63.8人。「諸外国の統計」平成28年(2016年)版と変わらず、韓国がもっとも高く、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、日本、中国が続いた。
このほか、7か国の学校系統図と学校統計、就学前教育・義務教育後中等教育・高等教育の該当年齢人口と全人口、大学の学生納付金、政府機関等奨学金などを紹介している。
高等教育在学率1位は韓国、日本は7か国中6位で変化なし
2017年9月28日(木) 12時29分(タイ時間)
《工藤めぐみ@リセマム》
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