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【新聞ウォッチ】波紋を呼ぶ、つくばエクスプレス定刻20秒前うっかり発車での”謝罪”

2017年11月21日(火) 10時44分(タイ時間)
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【新聞ウォッチ】波紋を呼ぶ、つくばエクスプレス定刻20秒前うっかり発車での”謝罪”
気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2017年11月21日付

●東芝増資異例ずくめ(読売・11面)

●福岡空港に「ラーメン滑走路」全国から9店出店、食べ歩いて店を選定(朝日・9面)

●変革、JR東第二の出発点、地方の足襲った大地震(毎日・1面)

●TPPカナダの優遇要望却下へ、10か国で署名可能性(産経・1面)

●自動車大手開発費積み増し、EV、自動運転、連携で投資抑制も(産経・12面)

●五輪新設会場1号、天井武蔵野の光表現(東京・1面)

●長距離トラック、休憩促す、東名豊橋、予約制駐車場整備へ(東京・3面)

●佐川急便きょう値上げ,個人向け料金最大230円(東京・6面)

●シェア自転車1000店でセブンが5000台、店舗網活用(日経・1面)

●社説、日産の不正招いた組織の断層(日経・2面)

●電動車向けモーター、日立、中国で生産、新会社設立(日経・13面)

●改札タッチも不要、三菱電機が試作機(日経・14面)

●小型トラック車体統合、日産と三菱自(日経・15面)

●アップル、トヨタの2.6倍、7~9月純利益、日米格差大きく(日経・17面)


ひとくちコメント

昔から「ゴメンで済むなら警察はいらない」とはいうものの、「とりあえず謝る」のが日本人の国民性でもある。そんな中、茨城県つくば市と東京・秋葉原を結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」が定刻より20秒早く列車を発車させたことで謝罪をしたことに、欧米の主要メディアが関心を示し、大きく報じたことで話題にもなっている。

きょうも朝日が社会面で「電車が20秒早く発車して謝罪、驚く海外」と、学識経験者などのコメントを含めて取り上げている。

それによると、「つくばエクスプレス」を運行する首都圏新都市鉄道が、11月14日に千葉県流山市の南流山駅に着いた下り電車が定刻よりも約20秒早く発車。利用客からの苦情はなかったそうだが、発車したのは発車メロディーが流れる前で、乗務員の確認不足が原因だとして「大変ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とホームページに「謝罪文」を掲載したもの。

この謝罪文について、海外メディアが敏感に反応。正確さや謝罪を重んじる日本社会を象徴する代表例として紹介した。英国のBBCは「わが国では考えられない」として「日本の鉄道は世界で最も信頼できる」と称賛。ただ、米ニューヨーク・タイムズは「日本では大げさなほど謝罪する文化が続いている」と皮肉ぽくも伝えた。

謝罪の話題といえば、最近では「完成車」の無資格検査問題が発覚した日産自動車とSUBARU(スバル)がいい例だ。両社とも30年以上も「習慣」として無資格者が代行して検査を続けていたという“ルール違反”に差はない。

だが、発覚後の最初の「会見」では日産は部長クラスがとりあえず頭を下げたのに対し、スバルは吉永泰之社長自らが出席し、しかも2時間半にわたる質疑にも丁寧にきちんと対応していた。

メディアの前で頭を下げるのはある種のパフォーマンスでもあるが、それを顧客や社員たちがどのように感じ取ったのかも重要なことであり、問題を経営陣が軽視するかどうかの対応によっては、ブランドイメージや社員の士気にも影響を与えかねない。
《福田俊之@レスポンス》


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