【タイ、インド】スズキは8日、乗用車の新型「スイフト」をタイとインドで生産、販売すると発表した。タイ製としては2代目、インド製としては3代目となる。
タイ仕様車は1.2リットルデュアルジェットエンジンにCVT(無段変速機)を設定した。燃費は1リットル23.3キロ。現地子会社のスズキ・モーター・タイランドで生産する。販売価格は49.9万―62.9万バーツ(約172万―217万円)で、年内に1万5700台の販売を目指す。
スズキ・モーター・タイランドはタイ政府が低燃費、低公害の小型車製造事業に優遇税制を適用する「エコカー」プロジェクトの認定モデルとして、2012年に「スイフト」の生産を開始し、タイ国内での販売に加え、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国に輸出してきた。新型「スイフト」はスズキで初めて、より環境基準の厳しい「第2期エコカー」プロジェクトの認定モデルとなる。
各メーカーの「エコカー」認定モデルの2017年のタイでの販売台数は15万6239台。このうち、「セレリオ」、「シアズ」といったスズキの「エコカー」認定モデルの販売台数は前年比13.4%増の2万1300台で、「スイフト」が8080台を占めた。
新型「スイフト」のインド仕様車は1.2リットルガソリンエンジンと1.3リットルディーゼルエンジンを設定。トランスミッションは5速マニュアルトランスミッション(5MT)に加え、新たにオートギヤシフト(AGS)を設定した。インド子会社のスズキ・モーター・グジャラートで生産する。
インドで「スイフト」は2005年に現地子会社のマルチ・スズキで生産を開始し、ディーゼル仕様やセダンタイプを追加しながら販売台数を伸ばしてきた。2017年12月末までの累計販売台数は約335万台。
2017年に全面改良された新型「スイフト」はスズキの相良工場で生産し、日本国内で販売するほか、欧州、大洋州、中南米などに輸出。日本に加え、インド、タイの世界3拠点で生産し、より多くの国・地域で販売拡大を図る。
スズキの新型「スイフト」 タイとインドで生産販売
2018年2月9日(金) 05時00分(タイ時間)
《newsclip》
注目ニュース
スズキは6月27日、同社がインド・グジャラート州メーサナ地区に開校を進めている職業訓練校「マルチ・スズキJIM」が経済産業省より「日本式ものづくり学校」の第1号として認定を受けたと発表した。
豊田合成は、インドにおける自動車生産拡大と安全規制強化によるエアバッグ等の需要拡大に対応するため、新工場を設立すると発表した。
スズキのインド子会社マルチ・スズキ社は、小型車『スイフト』のセダンタイプ、新型『ディザイア』を5月16日よりインド国内で発売した。
「ニューデリーの空は北京よりもひどい」---。スズキの鈴木修会長は5月12日に開催した2017年3月期の決算会見でこう話し、インドの自動車市場が「このまま一本調子で成長していくとは思えない」と強調した。
特集
- ├1~3月のタイ新車販売19%増、23.1万台 [ 2022年4月25日 23時28分(タイ時間) ]
- ├タイ 3月のBEV販売83%増、645台 [ 2022年4月25日 23時27分(タイ時間) ]
- └「竜789」が4800万円 タイで自動車ナンバープレート競売 [ 2022年4月23日 16時45分(タイ時間) ]
新着PR情報
- 【タイ移住】タイランドエリートの新サービス「国内リムジン送迎」
- 〈業界事情〉会計システムに対するAI活用について-2
- 【製品紹介】品質向上と経費削減を両立、溶剤を使わないプラズマ表面処理…
- 製造や物流の現場でのお悩みを解決! 倉庫管理システム「WMS」
- 東部経済回廊(EEC)域内チョンブリ県に新規開発「ヤマト工業団地」
- 紙やエクセルなどの現場帳票をそのまま電子化「i-Reporter」by Move
- 【IT担当必見】IoTのデジタルセキュリティの脅威とは?
- 在タイ日本人が安心して通える「バムルンラードインターナショナル病院」
- 最新のIT製品とテクノロジーでお客様の成功をサポートします。MATERIAL AU…
- 日系企業130社以上が入居するタイ有数の不動産会社による賃貸工場・倉庫
- 航空券オンライン予約好評受付中! Shindai Co., Ltd.
- 日本人が現場に立ってこその施工 Fukutaka Komuten
- 心で感じて心で応える精密技術の開発を追求 Nishii Fine Press (Thailand…
- パッケージを主体としたセミオーダーメイド システム開発・導入・運用保…
- 幼稚部から高校までのインター校、世界レベルのカリキュラムをバンコクで5…
- タイでも潤滑油は出光!「アポロタイ」まで